小林美術館：大阪府の美術館の一つ

小林美術館は、1972年に開館された美術館で、大阪府に位置しています。美術館は、財団法人小林財団によって運営されています。美術館は現代美術に特化しており、内装・外装にもこだわっています。

特徴

小林美術館には様々な特徴があります。その一つは、設計された環境が芸術作品自身によく合った印象的な展示室です。この美術館は、建築家である安藤忠雄氏によって設計されました。安藤氏が設計に対する重視をするのは、建築・環境と芸術との相互作用が造り出すユニークさということです。医療機関や別荘、住宅建設などを手掛け、世界中で評価されている彼のデザインの美しさと複雑さが印象的で、その美術館の内装・外観デザインも金属やコンクリート、ガラスなどの建材を自由自在に使い、全体的に無駄を省いた最先端の建築構造で造られています。

また、小林美術館には2000年までに集められたコンテンポラリーアートの総作品数は、6000点を超えています。特に、美術館に所蔵された戦後の日本現代美術作品は非常に充実しており、永久展示されています。

おすすめポイント

小林美術館には、世界的にも有名なグラフィティアーティスト・Banksyの作品が展示されることがあります。2000年代後半には、Banksyの作品「キシリトールベッド」や「モロック」が15か月以上にわたって展示されていました。

現代技術を活用した企画展示も充実しています。映像とシステム技術を組み合わせて、アートを四次元空間で体感できる感覚的な展示で、芸術を愛する人々や子供から若者まで幅広い層の方々が楽しむことができます。

更に、イベントや展示会などが頻繁に開催されていることが多く、芸術ファンにとっては見逃せない美術館の一つです。

まとめ

小林美術館は、日本の現代美術を代表する美術館の一つです。建築や展示に真の価値を見る安藤忠雄が設計した美術館の魅力とともに、永久展示されている日本現代美術作品、そして催し物も魅力的です。芸術好きな方、そして建築物を欣賞する人は、ぜひ一度足を運んでみることをおすすめします。

小林美術館の入館料金

大人 高校・大学生 小学・中学生 １，０００円 ６００円 ３００円 （１０名以上の団体は２割引）

小林美術館の詳細情報