東京都の平和祈念展示資料館は、日本の戦争責任を考えることができる、重要な施設の一つです。ここでは、第二次世界大戦の終結から現在までの平和運動や戦争の悲惨さを展示しています。この記事では、平和祈念展示資料館の特徴とおすすめポイントを紹介します。 まず、平和祈念展示資料館の特徴は、戦争による犠牲者や被害者の苦しみを伝えることにあります。ここでは、第二次世界大戦において日本が他国に対して行った行為について、正確かつ客観的に伝えています。また、資料館には、戦争中に生き残った人々の証言が多く収められており、その苦しみや悲しみを強く伝えることができます。 次に、おすすめポイントについて紹介します。まずは、資料館の中心となる「平和の礎」です。これは、戦争で犠牲となった約3万人の名前を刻んだ石碑で、その周りには、被爆した原爆の残骸や、その犠牲者の身に着けていたと思われる物品などが展示されています。平和の礎の前には、日本の首相が毎年8月15日に行う平和宣言を行う広場があります。ここでは、多くの人々が集まって平和を誓います。 また、おすすめポイントとしては、資料館の中にある「修復事業の展示室」があります。ここでは、資料館が開館以来、常に行ってきた収集や保存、修復の歴史について展示されています。日本には、戦争の悲惨さを忘れずにその歴史を後世に伝えるために、多くの場所で修復事業が行われています。この展示室では、その意義や方法、技術などを詳しく伝えています。 最後に、注意点としては、平和祈念展示資料館では、戦争を再現するような展示や紹介は一切行われていないことです。また、静かな雰囲気が求められるため、館内では携帯電話の使用や会話が禁止されています。また、展示室内での写真や撮影も禁止されていますので、注意が必要です。 以上が、東京都の平和祈念展示資料館の特徴やおすすめポイントに関する紹介でした。日本の戦争責任を考える上で、訪れるべき重要な施設の一つです。

平和祈念展示資料館は、さきの大戦における兵士、戦後強制抑留者および海外からの引揚者の労苦についての理解を深めてもらうため、様々な実物資料、グラフィック、映像、ジオラマなどを戦争体験のない世代にもわかりやすく常設展示しています。展示コーナーの他に、体験コーナーやビデオシアター、図書閲覧コーナーなどもあり、「見て」「聴いて」「触れて」理解を深めることができる資料館です。当資料館は入場無料ですので、気軽にお越し下さい。

開館時間午前9時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
入館料無料
休館日年末年始(12月28日から1月4日まで)
新宿住友ビル全館休館日(2月第1日曜日、8月第4日曜日)
その他、展示替えなどで休館する場合があります。
最寄駅都営大江戸線「都庁前」駅A6出口より徒歩 約1分
東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅より徒歩 約5分
JR線、小田急線、京王線「新宿」駅より徒歩 約10分
電話番号03-5323-8709
※お問い合わせの際には博物館・美術館ナビを見たとお伝えください
メールアドレスinfo@heiwakinen.jp
ホームページhttps://www.heiwakinen.go.jp/
交通アクセス都営大江戸線「都庁前」駅A6出口より徒歩 約1分
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アクセスマップ〒163-024 東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル48階