青森県は、自然豊かで美味しい食べ物がたくさんあることで知られているが、その他にも文学や芸術文化なども盛んである。その代表格として、青森県近代文学館が挙げられる。今回は、青森県近代文学館の特徴やおすすめポイントを詳しく紹介していこうと思う。 【青森県近代文学館とは?】 青森県近代文学館は、日本近代文学史において重要な役割を果たした青森県出身の作家たちを支援し、その作品を広く発信することを目的として1999年に開館された文学館である。ここでは、太宰治や石川啄木といった青森県出身の作家を中心に展示が行われ、彼らの生涯や作品、文学にまつわる資料が多数展示されている。 【おすすめポイント1:太宰治展示室】 太宰治は、青森県出身であり、代表作には『走れメロス』や『人間失格』などがある。青森県近代文学館では、太宰治の生涯や文学を理解するための多数の資料が展示されているが、その中でも特におすすめなのが「太宰治展示室」である。 太宰治展示室では、太宰治が執筆した原稿や書簡、自筆の絵などが多数展示されており、作家としての姿をよりリアルに知ることができる。また、太宰治の愛用品であった鹿のレリーフが飾られた木製の扉が目印となっており、他の展示室とは一線を画している。 【おすすめポイント2:石川啄木展示室】 もう一人の有名な青森県出身作家である石川啄木についても多数の資料が展示されている。石川啄木展示室では、石川啄木の生涯や文学、その作品が社会に与えた影響などが展示されている。 また、石川啄木ゆかりの品々が展示されており、彼の作品を理解する上で非常に貴重な資料となっている。石川啄木展示室は、青森県近代文学館の中でも最も多くの来館者が訪れる場所の一つである。 【おすすめポイント3:企画展示コーナー】 青森県近代文学館には、常設展示の他に、季節ごとに企画展示が行われるコーナーがあり、その内容は幅広く展示されている。例えば、夏には作家たちの生涯や文学にまつわる展示が、冬にはクリスマスをテーマにした展示が行われるなど、季節やテーマに合わせた展示を楽しむことができる。 また、企画展示コーナーでは講演会やトークショーなどが開催されることもあり、作家や文学に興味がある人にとっては特におすすめの場所と言えるだろう。 【おすすめポイント4:無料で利用可能な図書館】 青森県近代文学館には、無料で利用可能な図書館が併設されている。ここには、青森県出身の作家たちの作品や、日本の近代文学に関する書籍が多数揃っているため、ゆっくりと本を読みながら、作家の文学を深く知ることができる。 また、図書館内では音楽を聴いたり、静かなスペースで読書ができるようになっており、館内での滞在時間をより快適に過ごすことができるだろう。 【おわりに】 以上、青森県近代文学館の特徴やおすすめポイントを紹介してきた。太宰治や石川啄木といった有名な作家たちが数多く展示されているため、青森県に旅行する際にはぜひ足を運んでみてほしい。また、企画展示コーナーや図書館も無料で利用可能なため、しばらく静かに過ごしたいという方にもおすすめの場所である。青森県近代文学館で、文学に触れる時間を過ごしてみてはいかがだろうか。

青森県近代文学館の入館料金

無料

青森県近代文学館の詳細情報

展示ジャンル総合
開館時間9:00~17:00
所要時間
定休日第4木曜日 年末年始(12月29日~1月3日)
電話番号017-739-2575
※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください
アクセス青森駅からバスで20分
住所〒030-0184 青森市荒川字藤戸119-7 青森県立図書館2階
Googleマップ
公式サイトhttps://www.plib.pref.aomori.lg.jp/bungakukan/
青森県近代文学館詳細情報