山形県にある致道博物館は、日本のプロ野球チーム「読売ジャイアンツ」のオーナーである藤田田氏が個人コレクションとして集めた数々の工芸品や美術品を所蔵している、非常に魅力的な博物館です。致道博物館は、伝統的な日本の美術品や工芸品を表現するとともに、部分的には外国の展示もあり、観光客にとって個性的な見どころがあります。以下では、致道博物館の特徴とおすすめのポイントを詳しく紹介します。
致道博物館の特徴
致道博物館は、1992年に開館された、ほぼ単独所有の民間博物館です。藤田田氏は、長年にわたり日本各地の古美術品に興味を持ち、個人コレクションとして収集した品々を全国に展示したことが始まりでした。
致道博物館は、個人所有の博物館であるため、非常に個性的なコレクションを見ることができます。その多くの展示品は、平安時代から江戸時代にかけての美術品、陶器類、工芸品から構成されています。美しく豊かな装飾がされた芭蕉の一句の懐石、織田信長が愛飲したとされる蒸留酒の瓶、曼陀羅図が描かれた屏風といった展示品は、一流の品質を誇ります。また、博物館には、屋外にも広大な庭園があり、じっくりとはるか昔の日本文化に触れることができるのも魅力です。
おすすめポイント
致道博物館には、その他にも多くの見どころがあります。以下のようなおすすめポイントをいくつか紹介します。
1. 藤田田氏個人のコレクション
博物館に所蔵された工芸品や美術品の多くは、個人所有の品々であるため、個性的で珍しい展示品が目白押しです。収蔵品の種類にも多様性があり、それらに対する藤田田氏の熱意や思い入れを感じるような展示が見られます。
2. デジタルアート展示
致道博物館では、デジタルアート展示が行われています。光の使い方により、立体的な映像や光の動きを表現するため、一筋縄では見られないような美しさを感じられるものが多くあります。デジタルアートは、昭和時代以降の美術界で注目されており、若い世代にも大きな人気を誇っています。
3. 茶室でのお茶
致道博物館には、おしゃれな茶室があり、ここでお茶を楽しむことができます。茶室内には、手挽きの七輪や調度品が置かれ、日本の美意識を余すところなく感じることができます。また、お茶会も定期的に開催されており、もし機会があれば、体験してみることをおすすめします。
4. 庭園での散策
致道博物館には、四季折々に楽しめる庭園があります。庭には、石のやまなしや池の真ん中に岩を置いている「鷺島」、さまざまな日本の植物、そして紅葉が素晴らしい、美しくおおらかな景観が広がっており、朝から夕方まで足を運ぶ価値があります。
まとめ
山形県の致道博物館は、個人所有の博物館でありながら、プロ野球チームのオーナーである藤田田氏が長年にわたり収集した個性的な工芸品や美術品を展示しています。美しい茶室でのお茶や、美しい庭園での散策など、多くのおすすめポイントがあり、日本文化に興味のある観光客にとっては訪れるべき場所です。
致道博物館の入館料金
一般:800円 高大生:400円 小中生:300円
致道博物館の詳細情報
展示ジャンル | 人文歴史 |
---|
開館時間 | 9:00~17:00 |
---|
所要時間 | |
---|
定休日 | 年末年始、12月~2月は毎週水曜日 |
---|
電話番号 | 0235-22-1199 ※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください |
---|
アクセス | 鶴岡駅より車で10分、鶴岡ICより車で10分 |
---|
住所 | 〒997-0036山形県鶴岡市家中新町10-18 |
---|
Googleマップ | |
---|
公式サイト | http://www.chido.jp/ |
---|
致道博物館詳細情報