千葉県の中央部に位置する市原市にある千葉県立中央博物館大利根分館は、自然と歴史をテーマにした博物館です。ここでは、博物館の特徴や見どころを紹介していきます。
【博物館の特徴】
千葉県立中央博物館大利根分館は、大自然と歴史を学ぶことができる施設です。特に、当施設には、大利根川流域に生息していた動物の骨格標本が多数展示されています。
大利根川流域にはさまざまな動物が生息していましたが、そのうち特に有名なのはハッポウオオキヌワズリです。ハッポウオオキヌワズリは、北半球に分布するムクドリ科の鳥類の中でも最大級の鳥で、体長はおおよそ70cmから90cm程度になります。大型の鳥であるにもかかわらず飛行速度も速く、日本で生き残った数少ない鳥の一つとして知られています。ここでは、そんなハッポウオオキヌワズリの復元骨格標本をはじめ、流域に生息していたヤマネコやムズメイロといった動物の骨格標本が展示されています。
また、博物館には、多くの図書館や情報資料、映像資料を取り揃えており、研究者や学生だけでなく、一般の方にも広く利用されています。
【おすすめポイント】
千葉県立中央博物館大利根分館には、多くのおすすめポイントがありますが、ここでは特におすすめのポイントを3つ紹介します。
1. 「自然と歴史がテーマ」というコンセプト
大自然と歴史をテーマにした施設であるため、動物の骨格標本や化石、自然や文化にまつわる情報資料が多数取り揃えられています。自然や歴史に興味のある方は、膨大な知識や情報を得ることができるため、一日中楽しめます。
2. ハッポウオオキヌワズリの骨格標本
流域に生息していたハッポウオオキヌワズリの復元骨格標本が多数展示されています。大型の鳥類であり、日本の鳥類の中でも最大級の鳥であること、また日本で生き残った数少ない鳥のうちの一つであることから、見逃せません。
3. 大利根川流域に伝わる文化遺産
大利根川流域には、古代から様々な文化が栄えていました。当館には、最新の考古学研究から得られた情報や、出土品、重要文化財などが展示されています。歴史や文化に興味のある方は必見です。
以上が、千葉県立中央博物館大利根分館の特徴やおすすめポイントです。自然や歴史に興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
千葉県立中央博物館大利根分館の入館料金
一般:200円 高・大学生:100円 中学生以下、65歳以上:無料
千葉県立中央博物館大利根分館の詳細情報