静岡県にある池田20世紀美術館は、コンテンポラリーアートを中心にした美術館で、その建物デザインも見どころのひとつです。日本の美術館の中でも非常に有名で、国内外から多くの観光客が訪れる人気のスポットです。
池田20世紀美術館の建物デザインは、世界的に活躍する現代建築家アンドルー・バージが手がけました。美しい湖面にたたずむように建てられ、建物全体がゆるやかな波の形をしています。外壁はステンレス鋼で覆われており、太陽光を反射させながら美しい輝きを放っています。また、美術館内部には、ステンドグラスで作られた高い天井が印象的な展示室や、水面に浮かぶように設計されたカフェなど、美術館を訪れる人々を魅了するデザインがたくさんあります。
美術館内部には、約4000点に及ぶ美術品が展示されています。特に、20世紀を中心に、国内外のコンテンポラリーアートの傑作が多数展示されており、目を惹く作品が数多くある美術館です。美術館の目玉とも言える作品は、アンディ・ウォーホルの「マリリン・モンロー」シリーズ、クロード・モネの「睡蓮」、ジョルジュ・ブラックの「ホワイト・オン・ホワイト」など、世界的に有名な作品を含め、現代アートの主要な作家たちの作品が豊富に展示されています。
美術館の中でも、特におすすめの展示室は、ロートレックやダリ、シャガール、カンディンスキーなど、20世紀前半のヨーロッパの芸術家たちの作品を展示している「ヨーロッパの20世紀」展示室です。ここでは、フランスやロシアの抒情的な画風から、ドイツの表現主義、さらにはダダやシュルレアリスムといった実験的な動きに至るまで、20世紀前半における様々な美術様式を体感することができます。
また、美術館の中には、アートビレッジと呼ばれる敷地もあります。ここには美術品を身近に感じることのできるプライベートな空間がいくつか用意されており、オーディオガイドを借りて、ゆっくりと美術品を鑑賞することができます。また、美術館にはリュックサックを持ち込んで展示室に入ることができ、展示室でスマートフォンやカメラを自由に使用することもできます。カフェでは、美術館独自のフードメニューも提供されているので、美術館での体験をより一層楽しむことができます。
池田20世紀美術館は、見どころの多い素晴らしい美術館です。建物デザインだけでも見応え十分で、美術館内部に展示されているコレクションも非常に充実しています。静岡県を訪れた際にはぜひ、池田20世紀美術館に足を運んで、現代アートの魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。
池田20世紀美術館の入館料金
個人
一般1,000円 高校生700円 中・小学生500円
15名以上
一般900円 高校生630円 中・小学生450円
池田20世紀美術館の詳細情報
展示ジャンル | アート |
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開館時間 | 9:00~17:00 |
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所要時間 | |
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定休日 | 毎週水曜日
祝日の場合は開館。
7月・8月・年末年始は無休。 |
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電話番号 | 0557-45-2211 ※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください |
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アクセス | JR「伊東駅」から
「一碧湖経由 シャボテン公園」行きに乗り「池田美術館」下車 |
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住所 | 〒414-0052 静岡県伊東市十足614 |
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Googleマップ | |
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公式サイト | https://ikeda20.or.jp |
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池田20世紀美術館詳細情報