宮城県美術館 (Miyagi Museum of Art) は、仙台市の都心部に位置する美術館です。1990年に開館したこの美術館は、世界中から集められた美術作品を展示しています。
宮城県美術館は、地元のアーティストたちによる作品から、国内外の名だたるアーティストの作品までを含む幅広いコレクションを誇っています。15,000点以上のオリジナル作品と、約7,000点の素描や版画、写真、そして彫刻作品を所蔵しています。
この美術館の建物自体も、美術作品と同じくらい魅力的で、仙台市で最も珍しい近代建築物として知られています。レンガ造りの外壁と、複雑な幾何学的なデザインで作られた屋根が印象的です。建築デザイナー、大和 正紀 (Maki and Associates) によって設計されたこの美術館は、1991年に日本建築学会賞を受賞しています。
宮城県美術館の最も魅力的な展示物は、日本を代表する近代画家の1人である岡本太郎氏の作品です。岡本太郎氏は、1950年代から1990年代にかけて、現代美術の世界で最も影響力のあるアーティストの1人でした。宮城県美術館のコレクションには、岡本太郎作の約90点のコレクションが含まれており、その中でも特に傑作とされる「日本の花火」は、必見の作品です。
また、日本や世界中の有名なアーティストの作品も展示されています。例えば、江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の版画や、アメリカの前衛芸術家、アンディ・ウォーホルのポップアート作品などがあります。
宮城県美術館はまた、地元のアーティストたちにも支援を行っており、常設展示の他に、地元アーティストたちの作品に焦点を当てた特別展示も行われています。また、美術館の地下にある「シアタールーム」では、演劇や音楽ライブが定期的に開催され、全般にわたって芸術文化発展に貢献しています。
宮城県美術館は、仙台駅からバスで20分、市民会館前バス停から徒歩5分の場所にあります。美術館は、月曜日が休館日で、火曜日から金曜日までは午前9時30分から午後5時まで、土曜日、日曜日、祝日は午前9時30分から午後6時まで営業しています。
入場料は、一般の場合1,000円、大学生・高校生650円、小学生以下は無料です。 宮城県美術館は、美術館自体が美術作品として魅力的であり、コレクションの幅広さや、特別展示、定期的に開催される演劇や音楽ライブがあるなど、多様なイベントを用意しています。 是非、宮城県美術館を訪れ、アートの魅力を存分に体験してみてください。
モダンな内装が施された美術館です。
日本の絵画と彫刻を中心に所蔵し、カフェと庭園を併設します。
宮城県美術館の入館料金
チケット種類 | 高校生以上 | 学生 | 高校生以下 |
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コレクション展示(通常) | 300円 | 150円 | 無料 |
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コレクション展示(団体) | 240円 | 120円 | 無料 |
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特別展 | 展覧館による | 展覧館による | 展覧館による |
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宮城県美術館入館料金
宮城県美術館の詳細情報