北海道立近代美術館は、北海道にある公立の美術館の一つであり、1977年に開館しました。北海道の美術作品を収集、展示し、教育的な活動を行うことを目的としています。美術館は、自然と美術を融合させた建物と美術品のコレクション、また、美術館内外で開催される多様なプログラムで知られています。
美術館の建物は、外観が温かみのある木製パネルで覆われ、自然環境に調和したデザインで建てられています。また、天井から入る光が、建物の内部に広がり、美術品に優しい明るさをもたらします。
美術館の永久コレクションには、北海道出身の芸術家による作品の他、日本の現代美術や海外の近代美術も収集されており、多様なジャンルの作品を展示しています。特に、北海道出身の芸術家である福永武彦の作品は、美術館の中でも大きな注目を集めています。福永武彦は、20世紀初頭の作品から現代の作品まで、さまざまな期間をカバーした作品を残し、時代の変化を反映した作品が展示されています。
北海道立近代美術館では、常設展のほかに、季節ごとにさまざまな企画展を実施しています。世界的にも有名なアーティストたちの作品を展示することもあり、より幅広い客層に向けた展示が行われています。美術館のプログラムには、美術品の解説会や美術作品を使ったワークショップなど、多様な形式があり、美術作品を学ぶことができます。また、美術館のカフェやショップもあり、美術館を訪れた人々に、文化体験を提供しています。
美術館の周辺には、広大な公園があり、自然と美術を結びつけている構造の美術館とフィールドが一体となった文化的な風景を味わうことができます。春には、美術館周辺の樹木が咲き乱れ、秋には黄色や赤色に染まり、四季折々の姿を楽しむことができます。
また、北海道立近代美術館は、交通アクセスが良く、最寄りの地下鉄札幌駅からバスで約15分、車で約10分の場所に位置しています。北海道を旅行する際には、美術館への訪問も視野に入れることをおすすめします。専門的な知識がなくても、美術館に訪れることで、アートの魅力に触れることができ、新しい発見があるかもしれません。
絵画作品やガラス工芸品を所蔵する札幌にある近代美術館です。
北海道立近代美術館の入館料金
チケット種類 | 大人 | 高校生 | 中学生以下 |
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近美コレクションのみ | 510円 | 250円 | 無料 |
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近美コレクションと三岸好太郎美術館共通券(特別展除く) | 830円 | 410円 | 無料 |
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近美コレクションのみ(団体)※ | 420円 | 170円 | 無料 |
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近美コレクションと三岸好太郎美術館共通券(団体)(特別展除く)※ | 670円 | 270円 | 無料 |
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北海道立近代美術館入館料金
※団体料金は10人以上の料金
北海道立近代美術館の詳細情報