北海道の苫小牧市にある「苫小牧市美術博物館」は、北海道内にある美術博物館の中でも知名度が高く、幅広いジャンルのアート作品を展示しています。ここでは、この苫小牧市美術博物館の特徴とおすすめポイントについて紹介していきます。
■ 特徴
1. ジャンルの幅広さ
苫小牧市美術博物館には、現代美術や日本画、洋画、彫刻、工芸など、様々なジャンルの作品が展示されています。特に、1960年代以降の北海道を拠点とした現代美術作品が充実しており、北海道のアートシーンを知る上で欠かせない場所と言えます。
2. コレクション数の豊富さ
苫小牧市美術博物館は、常設展示室と企画展示室を併設しており、常設展示室には約1,000点の作品が展示されています。また、美術館が所蔵するコレクションは、北海道内でもトップクラスの規模を誇り、高い芸術的価値を持つ作品が数多く展示されています。
3. 子ども向けの工作室
苫小牧市美術博物館には、親子で楽しめる工作室があります。ここでは、美術館に展示されている作品をヒントに、子どもたちがオリジナル作品を作成することができます。貴重な体験を通じて、子どもたちの感性と想像力が刺激されます。
■ おすすめポイント
1. 宮澤賢治関連の展示物
苫小牧市美術博物館には、宮澤賢治の関連作品が展示されています。宮澤賢治は、北海道で過ごした期間が長く、彼の作品には北海道の自然や人々の暮らしが描かれています。苫小牧市美術博物館では、宮澤賢治が北海道で過ごした思い出や作品の解説を展示しており、彼の作品を深く理解することができます。
2. ラウラ・チェロル写真展
苫小牧市美術博物館では、世界的な写真家であるラウラ・チェロルの写真展が行われています。チェロルは、青い海や空をバックにした美しい女性たちを、独特の世界観で表現することで知られています。苫小牧市美術博物館で開催されるラウラ・チェロル写真展は、日本では珍しい機会であり、彼女の独創的な写真技術に触れることができます。
3. 季節ごとの企画展示
苫小牧市美術博物館では、季節ごとに特別な企画展示が行われます。例えば、秋には北海道ならではの食材をテーマにした食器展示や、冬には雪をモチーフにした絵画展示が開催されます。また、夏には、北海道の自然をテーマとした写真展示が行われることが多く、北海道の美しい自然を堪能できます。
以上が、苫小牧市美術博物館の特徴とおすすめポイントです。北海道を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。様々なアート作品を鑑賞しながら、北海道の文化や芸術を感じることができます。
苫小牧市美術博物館の入館料金
一般:300円(240円) 大・高校生:200円(140円)
苫小牧市美術博物館の詳細情報