兵庫県の黒川古文化研究所の特徴とおすすめポイント

兵庫県の旧淡路市にある黒川古文化研究所は、古代の日本の文化や歴史を研究するために設立された施設です。

特徴

黒川古文化研究所の最大の特徴は、縄文時代から古墳時代までの考古学的な遺物や出土品を多数保有していることです。また、これらの古代の遺産を研究することで、日本全体の歴史に深くかかわっているとされる古代の出来事や文化を深く掘り下げることができます。

また、研究所内には、収蔵品を展示する「古代宮殿」や、研究者が実際に研究に使用する「研究棟」があります。これらは一般公開されており、誰でも見学することができます。また、研究棟では、研究者との交流会や講演会も開催されています。

おすすめポイント

黒川古文化研究所を訪れる際におすすめのポイントとしては、以下の3つがあります。

1. 古代宮殿の魅力

「古代宮殿」は、中央に大きな広場があり、その周りには、縄文土器や弥生土器、鉄器、古墳時代の鏡や鉄剣など、日本古代史に関する遺物が展示されています。その中でも、特におすすめなのが、発掘されたばかりの縄文時代の遺跡である「ササツキ遺跡」に出土した、豊富な数の土偶のコレクションです。コレクションは常設展示されており、縄文時代の生活を知るうえで貴重な遺物と言えます。

2. 研究者と触れ合うことができる

「研究棟」では、研究者と直接話すことができる貴重な機会があります。研究者たちは、自らの研究について語り、また日本古代史について質疑応答を受け付けています。それにより、一般の人たちは、遺跡や出土品についての深い知識を得ることができます。

3. プログラムが豊富

毎年、黒川古文化研究所では、さまざまなプログラムが開催されています。その中でも、特におすすめなのが、ジンギスカンや淡路牛など、地元食材を使った料理を堪能できる「古代宮殿フェス」です。これは、別料金が必要ですが、研究所内に特設されたテントにて開催されており、古代の歴史に触れながら、美味しい料理を楽しむことができます。

まとめ

兵庫県にある黒川古文化研究所は、日本古代史に関心を持つ人なら誰でも訪れるべき場所です。研究所が保有している遺物は、縄文時代から古墳時代までの文化や歴史を知るために必要不可欠であり、研究者と話をすることで、深く掘り下げた知識を身につけることができます。また、地元の美味しい料理を堪能するためのプログラムも豊富なため、楽しみながら学ぶことができます。

黒川古文化研究所の入館料金

一般500(400)円/高大生300(240)円/中学生以下無料 ( )内は20名以上の団体料金

黒川古文化研究所の詳細情報

展示ジャンル総合
開館時間10:00~16:00(入館は15:30まで) 春季展観:4月中旬~5月末 秋季展観:10月中旬~11月末
所要時間
定休日月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)
電話番号0798-71-1205
※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください
アクセス阪急夙川駅・さくら夙川駅からさくらやまなみバス山口方面行きに乗り、柏堂(かやんどう)町停留所下車、西へ800メートル、苦楽園中学校横の道を登る(徒歩15?20分ほど、急勾配)。途中案内板あり。
住所〒662-0081 兵庫県西宮市苦楽園三番町14?50 黒川古文化研究所
Googleマップ
公式サイトhttp://www.kurokawa-institute.or.jp/
黒川古文化研究所詳細情報