京都府の旧嵯峨御所大覚寺門跡霊宝館

京都府には多くの史跡や名所がありますが、それらの中でもひときわ歴史と文化を感じるのが、旧嵯峨御所と大覚寺門跡にある霊宝館です。この美しい館には、歴代天皇から寄贈された宝物や美術品が展示されており、世界中から多くの観光客が訪れます。

特徴

霊宝館は、豊かな文化遺産を保存するために建設され、京都市内の東山山麓に面しています。この館には、重要文化財や国宝に指定されたものを含め、歴代天皇が愛でたとされる貴重な文化財が多く収蔵されています。

また、霊宝館内は、特に宗教関連の宝物が展示されており、時代を超えて京都の文化的な背景を知ることのできる場所のひとつです。禅宗や浄土宗、天台宗など、様々な宗派から寄贈された神仏の像や仏壇、経巻、絵画など、日本の宗教文化を体験することができます。

おすすめポイント

1. 国宝「十二神将絵図」

霊宝館の中でも最も有名な展示のひとつが、「十二神将絵図」です。国宝指定されており、平安時代に描かれた壮大な絵巻物で、様々な神仏の描写が描かれています。この作品は美術品としてだけでなく、当時の日本の宗教文化を理解するための貴重な資料としても重要です。

2. 天皇から寄贈された貴重な宝物

歴代天皇から寄贈された宝物も見逃せません。展示されているものには、大変貴重なものが多数含まれています。現在の天皇陛下からは、珍しい漆器や織物、書画などが寄贈されています。

3. 歴史ある建物を鑑賞できる

霊宝館は、建築史的にも価値の高い建物です。館内に入ると、日本建築に特徴的な木造の柱や梁、華やかな彫刻が並び、見る者を圧倒します。中には約400年前に建てられた建物もあるため、歴史的な建物を鑑賞することができます。

4. 自然に包まれた静かな空間

霊宝館は旧嵯峨御所の森林内に位置しており、自然に包まれた美しい場所にあります。館内には、日本庭園があり、四季折々の植物や木々を楽しむことができます。ただし、館内は静粛に保たれているため、静かな雰囲気で宝物や建物を鑑賞できます。

まとめ

京都府の旧嵯峨御所大覚寺門跡霊宝館は、自然に包まれた中にある美しい建築物の中に、多くの貴重な文化財を収蔵しています。特に、宗教関連の宝物は、日本の宗教文化を理解するために必見。また、国宝である「十二神将絵図」や歴代天皇から寄贈された宝物も見逃せません。静かな雰囲気でゆっくりと鑑賞できるため、時間をかけて訪れてみる価値があります。

旧嵯峨御所大覚寺門跡 霊宝館の入館料金

大 人:500円 小中高:300円 ※障がい者手帳をお持ちの方は、手帳提示にてご本人のみ参拝料金が免除となります ※特定医療費(指定難病)受給者証をお持ちの方は、受給者証提示にてご本人のみ参拝料金が免除となります

旧嵯峨御所大覚寺門跡 霊宝館の詳細情報

展示ジャンル総合
開館時間9:00~17:00(受付は16:30まで)
所要時間
定休日無休 ※寺内行事により内拝不可日有
電話番号075-871-0071
※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください
アクセス京都駅から市バス28系統「大覚寺」下車すぐ
住所〒616-8411 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
Googleマップ
公式サイトhttps://www.daikakuji.or.jp/
旧嵯峨御所大覚寺門跡 霊宝館詳細情報