宮城県の登米市には、登米市歴史博物館があります。宮城県内で最も古い歴史を持つ登米市だけに、多くの歴史的な資料が展示されています。今回は、登米市歴史博物館の特徴やおすすめポイントなど、詳しく紹介します。
【登米市歴史博物館の特徴】
① 歴史的な資料の展示
登米市歴史博物館では、江戸時代から現代までの登米市を中心とした歴史的な資料が展示されています。約3,000点に及ぶ歴史資料の中には、古墳時代から平安時代にかけての出土品や、明治維新以降の登米市の変遷を紹介する展示もあり、歴史ファンにはたまらないコレクションが揃っています。
② 伝統的な工芸品の展示
登米市は産業の面でも豊かで、特に和紙や竹細工、籠編みなどの伝統的な工芸品が盛んです。そのような伝統産業にまつわる資料や、その製作過程を紹介する展示もあります。
③ 交流企画の実施
登米市歴史博物館では、地元の方々との交流を大切にしています。定期的に企画展や講座などが開催され、地元の歴史や文化を学ぶことができます。また、子ども向けのワークショップや、古代衣装を着てのフォトスポットなど、楽しめる企画も多いです。
【登米市歴史博物館のおすすめポイント】
① ブロンズ像
登米市歴史博物館の敷地内にある、ブロンズ像は必見です。2つのブロンズ像が展示されており、「山崎闇斎」像と「渡慶次郎」像です。山崎闇斎は、江戸時代に活躍した儒学者であり、登米市出身です。渡慶次郎は、幕末・明治期に渡米し、現地で成功を収めた“カリフォルニア・ジャパニーズ”の一人です。
② 展示室
登米市歴史博物館の展示室は、非常に広く、見応えがあります。江戸時代の家屋の再現や、戦国時代の甲冑など、リアルな展示がたくさんあります。また、竹田城や二階堂馬場といった史跡の模型も展示されています。
③ スタッフの対応
登米市歴史博物館のスタッフは、とても親切です。地元の方々からの質問にも丁寧に答えているため、知らないことがあれば、気軽に聞いてみることができます。
【まとめ】
宮城県登米市歴史博物館では、江戸時代から現代までの登米市の歴史や文化に触れることができます。豊かな展示と親切なスタッフが織りなす雰囲気は、とても温かくアットホームな博物館です。また、ブロンズ像や交流企画など、見逃せないポイントがたくさんあります。ぜひ、登米市歴史博物館に訪れてみてください。