長野県岡谷市にある岡谷美術考古館は、美術品と考古学的発掘品を多数所蔵する博物館です。ここでは、岡谷美術考古館の特徴とおすすめポイントを2000文字で詳しく紹介します。
1. シドニー・グリーンビー・コレクション
岡谷美術考古館の最大の特徴は、オーストラリア人収集家であるシドニー・グリーンビー氏が日本で収集した文化財や美術品を所蔵している点です。グリーンビー氏は1930年代に日本を旅行し、仏像や陶器、絵画に魅了され、その後も買い付けを行い続けました。所蔵品には、古代ギリシャの陶器やローマ帝国時代の硬貨、中国の陶磁器や玉器、アジアや欧米の絵画、仏教美術品など多岐にわたります。
2. 世界の歴史文化を学べる
岡谷美術考古館の所蔵品は、世界各地から集められた10000点以上にも及びます。それらを通じて、人類の歴史や文化、芸術などについて学ぶことができます。中でも、岡谷美術考古館は日本の美術品や考古学が志向する分野の研究所として、世界的な評価を受けています。
3. 館内の空間デザイン
岡谷美術考古館の入口には、広場があり、グリーンビー氏が収集した石と花々が咲き誇り、訪れた人々を魅了しています。中には緑が豊かで、観光客にとって静かに過ごす場所となっています。また、建物内はシンプルな空間デザインで、不必要な現代的要素を排除し、美術品に焦点を当てた装飾ゆえ、現代時代の流行りに関係無く、年齢層問わず多くの人々から支持されています。
4. 見どころスポット
岡谷美術考古館の中でも、一際圧倒的な美術品展示室やブロンズ彫刻が展示されている通路など、隠れた名作が多数あります。中でも、旧中国北方でも珍しい、前漢時代の「戦力と労働者たち」の壁画は、五色の玻璃を使い、色鮮やかな色使いで味わい深い壁画となっています。また、境内には無料でアジア・中央アジア・イスラーム博物館や、古代日本の帆立貝式土器のコレクションが展示されています。
5. アクセス
岡谷美術考古館は、JR東日本軽井沢駅からタクシーや路線バスで20分ほどの距離に位置しています。車で来場する場合には、無料の駐車場(約50台)が整備されているため、アクセスにはそれほど問題がありません。
以上が、岡谷美術考古館の特徴とおすすめポイントの詳しい紹介でした。グリーンビー氏が収集した品々には、人類史上宗教や芸術、歴史など多岐にわたる分野から収集された、稀有な品々が所蔵されています。自然豊かな場所である館内では、ゆっくりと一日を過ごすことができ、美術品と向き合うことで幅広い教養が身につくことでしょう。是非、岡谷美術考古館を訪れてみてはいかがでしょうか。
岡谷美術考古館の入館料金
個人 団体(10名上)
おとな(高校生以上) 370円 260円
こども(小・中学生) 160円 110円
岡谷美術考古館の詳細情報
展示ジャンル | アート |
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開館時間 | 10:00?18:00 |
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所要時間 | |
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定休日 | 毎週水曜日、祝日の翌日、12月29日?1月3日 |
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電話番号 | 0266-22-5854 ※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください |
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アクセス | JR中央線→岡谷駅下車→徒歩5分 |
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住所 | 〒394-0027 長野県岡谷市中央町1-9-8 |
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Googleマップ | |
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公式サイト | https://okaya-museum.jp |
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岡谷美術考古館詳細情報