21_21 DESIGN SIGHTは、建築家・隈研吾氏とグラフィックデザイナー・菊地成孔氏がディレクターを務める「デザインの博物館」の名称で知られています。東京都港区南青山に位置し、2007年にオープンした21_21 DESIGN SIGHTは、建築・プロダクト・グラフィックなどの分野から、デザインのさまざまな表現を紹介することを目的としています。
特徴的な建物のデザイン
21_21 DESIGN SIGHTの建物自体が、まず特徴的です。建築家の隈研吾氏が手掛けたデザインは、コンクリートの箱型のビルの上に、現代的なものから伝統的なものまで、多様な屋根形状のデザインが並び、それぞれの屋根の内側からの自然光が、吹き抜けの空間に落ちる独特な光景が見られます。
常設展示
21_21 DESIGN SIGHTの常設展示は、デザイナー・菊地成孔氏による「INVISIBLE DESIGN」というテーマに基づき、デザインにより生活がより豊かになるように、実際に使われているアイテムを紹介しています。これらのアイテムは、機能的で直感的なデザインによって、デザインそのものを感じさせない「見えないデザイン」の良さを体感することができます。
企画展
21_21 DESIGN SIGHTでは、定期的に企画展示を開催しています。展示のテーマは、建築やグラフィックデザイン、プロダクトデザインなど、幅広い分野をカバーし、海外の展示も積極的に取り入れています。また、デザイナー本人による講演や、関連イベントなども合わせて開催されます。
インタラクティブ体験
21_21 DESIGN SIGHTには、さまざまなインタラクティブ体験が用意されています。例えば、「チョコレート・カップケーキ・ファクトリー」は、注文したカップケーキが自分でデザインできる体験型のカフェで、食べる前に自分で作ったカップケーキを眺めながら、デザインの面白さを実感することができます。
カフェ&ショップ
21_21 DESIGN SIGHTの2階には、カフェとショップが併設されています。カフェには、美味しいコーヒーとスイーツが用意され、ゆったりとした時間を過ごすことができます。また、ショップでは、デザイナーのグッズや、21_21 DESIGN SIGHTオリジナルグッズなども販売されており、自分で使うものやプレゼントにすることもできます。
21_21 DESIGN SIGHTは、建築、グラフィック、プロダクトなど、デザインのあらゆる面を紹介するミュージアムです。建物自体が美しいだけでなく、展示のテーマや体験型イベントなどで、デザインについて学べるうえに、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。東京で訪れるべき場所の一つとして、ぜひ21_21 DESIGN SIGHTを訪れてみてください。
21_21 DESIGN SIGHTの入館料金
一般:1200円 大学生:800円 高校生:500円 中学生以下:無料
21_21 DESIGN SIGHTの詳細情報