東京都中野区にある小川美術館は、休館しておりますが、その特徴とおすすめポイントについてご紹介いたします。
【特徴】
小川美術館は、20世紀初頭から中頃にかけて活躍した日本画家の小川治兵衛氏が、自宅にコレクションした美術品を展示するために建設したプライベート・ミュージアムです。小川氏は、大正期には「小川派」と呼ばれるグループに参加し、風雅の世界を切り開きました。小川美術館は、小川氏によって時代を超える数々の日本画や古美術品などを所蔵しており、彼の趣味や、茶道、花道、能などの文化を反映しています。
【おすすめポイント】
1. 一つの家で何が見られるかを検討できる
小川美術館は小川氏が晩年を過ごした自宅の一部であり、小川氏がコレクションした作品や美術品が展示されています。また、小川氏の書斎や茶室なども見ることができます。これらは、単なる美術品だけでなく、小川氏の日本文化に対する熱意が詰まっています。これらの美術品を見ることで、彼の美学に触れることができます。
2. ゆったりとした雰囲気の中、美を楽しむことができる
小川美術館は、落ち着いた雰囲気で、家庭的な印象を与えます。美術館というと、たいていが白を基調とした冷たい雰囲気のものが多いですが、小川美術館は異なります。雑多に見えることもありますが、楽しんで見ることができます。
3. 日本画、陶器、刀剣、古美術など多岐にわたるコレクション
小川氏は、日本画をはじめ、陶器、刀剣、古美術などのコレクターでした。小川美術館での展示品は全て小川氏の個人的なコレクションであるため、多岐にわたるものがあります。中でも「山吹の図屏風」や、「女人幽霊図屏風」などの名画があります。
4. 展示内容の定期的な変更により、何度訪れても新しい発見がある
小川美術館は、定期的に展示内容が変わります。また、季節によっては特別な展示も行われますので、何度訪れても新しい発見があるはずです。展示内容によっては、茶道や華道のデモンストレーションが行われることもあります。
以上、東京都の小川美術館の特徴とおすすめポイントについてご紹介いたしました。コレクションの中には、国宝や重要文化財指定作品もあります。休館中ではありますが、一度訪れてみることをおすすめします。
【休館】小川美術館の入館料金
休館中
【休館】小川美術館の詳細情報