東京都の森美術館は、東京ミッドタウンに位置している文化施設であり、国内外の作品を紹介しながら、多彩な企画展を開催しています。本稿では、森美術館の特徴とおすすめポイントを紹介いたします。
まず、森美術館の特徴は、建築物自体も芸術的な価値を持っています。黒を基調とした外観には、不思議な塊状の装飾が施されており、見る者の目を引きます。建築家の妹島和世氏が設計を手がけたこの建物は、2007年に開館し、総面積は約4,000㎡です。館内は、一つのフロアが吹き抜けになっており、天井が高く、開放的な空間が広がっています。
森美術館は、企画展を開催することが多いため、訪れる度に異なる作品に出会えることが魅力です。国際的な現代アート展や写真展、デザイン展をはじめ、歴史的な名画や絵画の展示もあります。また、障がい者を対象としたアートワークショップなど、幅広いプログラムが用意されています。
特におすすめなのは、大規模な展示が多い点です。たとえば、2017年に開催された「村上隆 Superflat Collection展」は、国内外で大きな話題となりました。収蔵品の中から村上隆氏が自ら選んだ作品を集め、200点以上の作品が展示されたこの展覧会は、来場者数も多く、盛況に終わりました。そのほかにも、世界中から収集された最新の現代アート作品を多数展示した「DO TOUCH?」や、SF作品に登場した兜や武具を展示した「特撮博物館」など、規模の大きな展示が多く、楽しむことができます。
また、森美術館の魅力は、企画展だけでなく、所蔵品の展示もある点にあります。森美術館は、西洋絵画、日本の美術や工芸品、近代以降のアートと多彩なジャンルの収蔵品を有しており、ルーヴル美術館や大英博物館といった名だたる美術館とも提携をしています。
最後に、森美術館の魅力的なアトラクションをご紹介します。敷地内には、美術館カフェや美術館ショップがあります。美術館カフェは、美しい芝生広場に面し、東京の夜景が一望できるテラス席もあり、景色も美味しいコーヒーや軽食を楽しむことができます。美術館ショップでは、美術品や書籍、雑貨品など、森美術館ならではの商品がそろっています。また、美術館内には無料のロッカーがあるので、荷物を預けて鑑賞することもできるため、手軽に美術館を楽しむことができます。
以上が、東京都の森美術館の特徴とおすすめポイントです。森美術館は、経験豊富なキュレーターやスタッフがいるので、作品や展示について興味を持つことがあったら、声をかけることをおすすめします。また、鑑賞に必要な知識がない方でも、楽しむことができるように、分かりやすい解説や案内が充実しています。ぜひ、東京都の森美術館に足を運んで、多彩なアートを堪能してください。
森美術館の入館料金
一般:(平日当日窓口)1,800円 (平日オンライン)1,600円 (土・日・休日当日窓口)2,000円 (土・日・休日オンライン)1,800円
高校・大学生:(平日当日窓口)1,200円 (平日オンライン)1,100円 (土・日・休日当日窓口)1,300円 (土・日・休日オンライン)1,200円
4歳~中学生:(平日当日窓口)600円 (平日オンライン)500円 (土・日・休日当日窓口)700円 (土・日・休日オンライン)600円
65歳以上:(平日当日窓口)1,500円 (平日オンライン)1,300円 (土・日・休日当日窓口)1,700円 (土・日・休日オンライン)1,500円
森美術館の詳細情報