世界各地のカバンやトランクを集めた博物館である「東京都の世界のカバン博物館」は、日本において無数にある博物館の中でも、ひときわ斬新でユニークな施設といえるでしょう。
この博物館が設けられたのは、東京都中央区日本橋にある「有楽町マルイ」の8階にあり、古き良き時代から現代に至るまで、カバンやトランクにまつわる様々なストーリーや歴史に触れることができます。
世界のカバンやトランクを一堂に展示した斬新な構成
ここに展示されているのは、世界中から集められた様々な時代のカバンやトランク。筆者が訪れたときは、日本と特別な関係のあるものを中心に展示されていました。例えば、日本の有名な輸出品である「和紙」を使用したものや、西洋文化と融合した「和風洋装」に合わせたカバンなど、幅広く取り揃えられています。
世界各国の歴史や文化を学べる
また、ここでは展示のみならず、インタラクティブな体験型施設もあるため、博物館の閲覧だけではなく、自由な発想力と遊び心を持って楽しめます。
例えば、日本だけでなくバリ島で作られたバッグや、東南アジア各国で見られるバッグ、アフリカ大陸のバッグなど、展示物を通して世界各地の文化や歴史に触れることができます。また、形や素材、目的によって大きく異なるバッグやトランクの多様性を知ることができ、旅行の際にさらに深いローカル感覚が得られるかもしれません。
マストバイのアイテムや貴重品が充実
世界各地のカバンやトランクだけでなく、ここにはマストバイのアイテムや貴重品も展示されています。例えば、シャネルの「2.55」、ルイ・ヴィトンの「トランク」など、有名ブランドのカバンやトランクが次々と登場するため、購入を検討している人はぜひ一度見ておくことをおすすめします。また、逸品のトランクなども展示されており、その緻密な作りや細部へのこだわりに感心することができます。
創業者の情熱と人柄が詰まった博物館
博物館の創設者である宮崎契氏は、世界中を旅し、伝統的なバッグから近代的なものまで多くのバッグを集め、自身で使用したりコレクションしたりする中で、バッグの魅力に取りつかれました。
その情熱から、彼はカバンやトランクの博物館を設立し、世界中から探し集めたバッグやトランクを展示しています。彼の情熱や好奇心とともに、展示物の多様性や世界中から集められたカバンの数々は、博物館を訪れた人々に新たな世界や発見を与えてくれます。
まとめ
世界各地のカバンやトランクを展示する「東京都の世界のカバン博物館」は、現代的な展示方法と伝統的なアートを取り入れた斬新な施設です。さまざまな時代や文化、素材を取り上げた展示は、バッグやトランクに興味のある人たちだけでなく広く観光客や旅行者、購入を考えている人たちにもおすすめの博物館です。旅先で心に残るエクスペリエンスを得たい方は、ぜひ足を運んでみてください。
世界のカバン博物館の入館料金
無料
世界のカバン博物館の詳細情報