東京都練馬区にある練馬区立美術館は、埼玉県にある先輩美術館や、上野にある東京国立博物館といった大規模な美術館と比較すると、規模は小さいものの、多数の作品を展示しているユニークな美術館です。それでは、この美術館の特徴やおすすめポイントを詳しく紹介していきます。
1. 企画展が充実している
練馬区立美術館は、常設展示室だけでなく、企画展示室もあります。企画展は、美術館が独自に企画した展示であり、国内外から借り受けたコレクションや、学芸員が選出したアーティストの作品が展示されています。練馬区立美術館では、個性的な企画展が開催されることが多く、芸術から歴史まで幅広いジャンルの展示を楽しむことができます。
2. 暖色系と対比を利かせた特徴的な空間デザイン
練馬区立美術館のデザインは、皆川明(あみかわあきら)氏によるもので、館内は暖色系の輝く壁一面となっています。また、白い床面に対してコントラストを生んでいるのが、天井の梁と柱、そして手すりです。特徴的な空間デザインは、見る者に独特な美しさと世界感を与えています。
3. “命”をテーマにした常設展
美術館の常設展示室では、「生と死」というテーマを中心に、多彩な作品が展示されています。人間の肉体の構造や、身体に刻まれる年輪のようなものをモチーフにした作品、そして命を賛美する意味合いを持つアートが多数展示されています。展示室内には、木製の勾玉を中心に、鉄製の彫刻、口金のあるビーズ材など、素材や種類も多岐にわたっています。
4. アート講座やイベントも盛り沢山
美術館では、アート講座やワークショップなどが開催されています。講座やワークショップには、子どもから大人まで、様々な年代の人々が参加することができます。また、展示会に準じ、公演や映画上映会など、多彩なイベントも開催されています。さらに、マリンバや琴、ピアノ等の音楽ライブが開催されることもあります。いつ訪れても、何かしらのエンターテイメントが楽しめます。
以上のように、練馬区立美術館には特徴的な展示や空間、そして多彩なイベントがあります。そのため、美術館に行く人にとっては、日本の芸術文化に触れながら、楽しめる場所の一つであると言えます。
練馬区立美術館の入館料金
有料・無料の場合あり
練馬区立美術館の詳細情報