新潟県の北方文化博物館は、日本最北端に位置する地域の文化や歴史、民族などを展示する博物館です。そのため、多様な文化や習慣、風俗などが展示されていることが特徴です。一方で、北海道という外国と近い場所にあることから、外国文化にも興味を持つ方にもおすすめできます。
博物館の中には、常設展と特別展があります。常設展では、共同生活の文化や自然環境をテーマに、先史時代から現代までの道具や衣類、装飾品などが紹介されています。例えば、狩猟や漁労、農業、畜産などで使われた道具や、古代から現代までの居住文化が展示されています。また、北海道に古くから暮らすアイヌ民族に関する展示もあり、アイヌの歴史や文化、生活について理解することができます。
特別展には、毎年様々なテーマが設定されています。過去には、北海道に住む先住の人々の文化や生活、あるいは外国の民族や文化を取り上げたものなどがありました。古代エジプト文化や中国の紀州文化なども紹介されており、幅広い視野をもつことができます。
北方文化博物館のおすすめポイントの1つは、博物館内にある「さかえの森」です。これは、博物館周辺に広がる自然豊かな環境と、多様な文化を学べるスペースを提供するために用意されたエリアです。森の中には、アイヌ民族が居住していたと考えられる居住地跡や、北海道に暮らす小動物や鳥たちが観察できる「さかえの広場」、畑を耕す土地をイメージした「畑の広場」などがあります。
また、休憩や食事をする場所としての施設も充実しており、博物館内にあるカフェ「はじまりの森」やレストラン「未来台所」では、新鮮な野菜や地元の食材を使った料理が楽しめます。家族や友人と一緒に、展示を見学しながら食事を楽しむこともできます。
最後に、北方文化博物館は子供たち向けのプログラムも充実しています。博物館内には、幼児から小学生までの子供たちが楽しめる展示や体験型イベントが多数用意されています。子供たちは、楽しみながら学べる環境を提供しています。
以上、北方文化博物館の特徴やおすすめポイントについて紹介しました。北海道やアイヌ民族、その他の多様な文化や風俗に興味を持つ方には、ぜひ1度訪れていただきたい場所です。
北方文化博物館の入館料金
見学のみ 見学+みそ蔵利用
大 人 個人800 円 800円⇒550円
団体20名以上700 円
小 人 個人400 円 400円⇒200円
団体20名以上300 円
北方文化博物館の詳細情報