はじめに 秋田県には、美術館や博物館が多数存在し、その中でも大村美術館は、陶芸家・大村益次郎の作品が展示されていることで知られ、年間を通じて多くの観光客が訪れる場所のひとつです。本稿では、その特徴とおすすめポイントを紹介します。 大村美術館とは 大村美術館は、秋田県山王町にある益次郎の故郷である大村家の敷地内に1990年に開設された美術館です。益次郎は、20世紀を代表する陶芸家のひとりであり、日本美術界で極めて高い地位を占めていました。 大村美術館の特徴 大村美術館の最大の特徴は、陶芸家・大村益次郎の作品だけでなく、彼が日本各地で発掘した古代土器や他の古美術品も展示していることです。また、益次郎が陶芸家としての作品制作だけでなく、 古墳や神社仏閣の修復も手がけたことから、彼の手がけた修復物も展示されています。 大村美術館の展示内容 大村美術館では、益次郎の製作した陶芸品を中心に、代表的な作品や展示品を以下に紹介します。 ・益次郎が手がけた陶芸品 益次郎は、熟練した陶芸家として、日本の伝統に根ざした陶器から、芸術的な作品まで、幅広く制作しています。大村美術館では、代表作といわれる「黒盃」や、大きな陶器製の仏像「大佛」など、多数の美しい作品を展示しています。 ・古代土器や古美術品 益次郎が収集した、日本各地で発掘された古代土器や他の古美術品が、大村美術館に展示されています。それらは、益次郎が生涯研究した歴史と文化についての独自の視点が反映されており、非常に興味深いものです。 ・修復物 益次郎は、陶芸家としてだけでなく、古墳や神社仏閣の修復も手がけたことから、その手がけた修復物も展示されています。それらは、益次郎の陶芸作品と同じように、職人技が光る美しい技術で作られており、見応えがあるものです。 大村美術館のおすすめポイント 大村美術館のおすすめポイントを以下に紹介します。 ・美術館自体が、益次郎の故居の敷地内にあるため、自然環境に囲まれた美しい場所に建てられています。 ・秋田の文化や歴史を知ることができる古代土器や古美術品の展示も充実しているため、陶芸だけでなく、幅広い文化や歴史についても学ぶことができます。 ・伝統工芸に触れることができるとともに、益次郎の現代アート的な作品もたくさん展示されています。 ・美術館の中には、自然石を使用した庭園があり、風情ある場所でのんびりくつろぐこともできます。 まとめ 秋田県にある大村美術館は、陶芸家・大村益次郎の作品や彼が手がけた古代土器や古美術品の展示が充実している美術館で、その現代的なアート作品や展示物なども含め、幅広く楽しむことができます。また、益次郎の故郷であるため、自然環境に囲まれた美しい場所で建設されています。秋田県を訪れた際は、一度足を運んでみることをおすすめします。

大村美術館の入館料金

大人:800円 大学生:700円 中高生:300円 小学生以下保護者同伴無料

大村美術館の詳細情報

展示ジャンルアート
開館時間10:00~17:00(12月~3月は16:00)
所要時間
定休日木曜日、12月~3月水曜休み
電話番号0187-55-5111
※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください
アクセス電車:秋田新幹線角館駅より武家屋敷方面徒歩15分
住所〒014-0326 秋田県仙北市角館町山根町39-1
Googleマップ
公式サイトhttps://www.museomura.com/
大村美術館詳細情報