東北大学総合学術博物館は、仙台市の東北大学青葉山キャンパス内に位置する自然史・人類学・考古学など多岐にわたる分野の研究・展示を行う博物館です。ここでは、その特徴やおすすめポイントを紹介します。
まず、東北大学総合学術博物館の特徴として挙げられるのは、古代から現代までの自然と文化の歴史を網羅している点です。博物館内には、地球の歴史や進化、生態系の変遷を学ぶことができる自然史展示室や、日本や東アジアの古代から中世、近代に至るまでの考古学や民俗学の展示があります。また、世界中から集められた多様な人類学コレクションも見学することができます。
その他にも、東北地方に生息する動植物の標本や、かつてこの地方を支配した人物・戦国武将の旧道具や資料など、地域の造形文化や歴史を体感できる展示もあります。このように、博物館は自然を含めた多岐にわたる分野で展示が行われているため、幅広い層の観光客が訪れます。
また、東北大学総合学術博物館では、初めて博物館を訪れる方や子供から大人まで、様々な人々が学びを得られるよう、展示の体験型化を進めています。実際に触れたり、操作したり、詳細な解説がある展示が多く、特に子供たちは楽しみながら学ぶことができます。
また、博物館内にはファミリーラボやワークショップスペースも完備されており、科学的実験体験やクラフト体験なども行われています。観光客は、ここで科学や歴史を通じた学びを得ることができるほか、クリエイティブな発想を養うこともできます。
また、東北大学総合学術博物館は、博物館内に1万点以上の資料が保管されており、特別展示や学術調査に利用することができます。一般の方でも有償で申請ができるため、興味のある方は利用してみることもできます。
最後に、東北大学総合学術博物館へのアクセス方法を紹介します。JR東北本線・仙山線などで「仙台駅」から「青葉山駅」まで約10分、駅からは徒歩で約15分かかります。また、地下鉄東西線「泉中央駅」からバスで約20分(青葉山行きバス)、「東北大学病院駅」からは徒歩で5分です。気軽に訪れることができるため、ぜひ東北大学総合学術博物館へ足を運んでみてください。
東北大学総合学術博物館の入館料金
大人:150円 小・中学生:80円
東北大学総合学術博物館の詳細情報