愛知県の瀬戸染付工芸館へようこそ!

 瀬戸市に位置する瀬戸染付工芸館は、日本の伝統文化である染付けを中心とした工芸品の展示・販売・教育施設です。ここでは、瀬戸染付工芸館の特徴とおすすめポイントについてご紹介します。

瀬戸染付工芸館の特徴

 瀬戸染付工芸館の最大の特徴は、瀬戸焼きと呼ばれる陶磁器の中でも、染付けという伝統的な技法を使用している点です。染付けは、絵柄を皿や茶碗などの陶器に彩色し、その後素地の釉薬で覆う技法です。この染付け技法は、江戸時代に瀬戸市に移り住んだ陶工、林でん兵衛によって発明されたと言われています。また、江戸時代中期の藩政時代には、陶工が独自に開発してきた様々な染付け技法を、藩庁が公認品目として認めることで、瀬戸市の染付け産業は繁栄したと言われています。

 瀬戸染付工芸館では、この染付けを通じて、瀬戸市の歴史的、文化的背景や技術面、そして、現代的な染付け作品の魅力を紹介しています。

おすすめポイント

1. 様々な染付け作品の展示

 瀬戸染付工芸館には、様々な染付け作品が展示されています。例えば、茶碗や皿、花器や香炉など、日常生活に欠かせない陶器から、器が用いられない絵画や置物などもあります。作品のデザインも、伝統的な柄から現代的なデザインまで幅広く展示されています。

2. 自分で染付け体験ができる

 瀬戸染付工芸館では、教室にて染付けの実践体験ができます。施設内には陶器やフラットの素地を揃えており、指導員の方による丁寧な指導で、初心者でも楽しむことができます。オリジナルの作品を作りたい方や、手作り体験をしたい方は、一度是非トライしてみてください。

3. 瀬戸市内を散策して、瀬戸染付けの歴史を学べる

 瀬戸市内には、林でん兵衛が暮らしていたと言われている古い町並みや、そのお家を改装した瀬戸市歴史民俗資料館があります。瀬戸市歴史民俗資料館では、瀬戸市の歴史や文化などを、展示品を通じて学ぶことができます。さらに、市内各所には染付に関する作品を展示している施設が多くありますので、瀬戸市散策をすることで、瀬戸染付けの歴史を深く理解することができます。

まとめ

 瀬戸染付工芸館は、陶磁器の中でも染付けという伝統的な技法を使用している事に特徴があります。施設内には多数の染付作品が展示されており、自身で染付けを体験することもできます。瀬戸市内には、瀬戸染付けの歴史を学べる場所が多くありますので、瀬戸染付けを知りたい方、体験したい方にはおすすめの場所です。

瀬戸染付工芸館の入館料金

無料

瀬戸染付工芸館の詳細情報

展示ジャンルアート
開館時間10:00~17:00
所要時間
定休日火 ※祝日の場合は翌平日 12月28日~1月4日
電話番号0561-89-6001
※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください
アクセス名鉄バス:尾張瀬戸駅発(赤津方面行き)中橋下車 徒歩約5分
住所〒489-0829 愛知県瀬戸市西郷町98番地
Googleマップ
公式サイトhttp://www.seto-cul.jp/sometsuke/
瀬戸染付工芸館詳細情報