北海道の網走市にある網走市立美術館は、地元の美術品から国内外の現代美術までの作品を収蔵しています。明治以降、長い美術史の中で、地元・北海道の美術の発展に大きな役割を果たしています。今回は、北海道の網走市立美術館の特徴やおすすめポイントを紹介します。
1. コレクションの充実度
網走市立美術館では、地元網走市出身の画家、山口善次郎をはじめとする北海道の作家の作品を豊富に収蔵しています。また、数多くの現代美術の作品も収蔵しています。作品数は約2800点に及び、地元の文化に触れることができます。
2. 建築デザイン
建築家の隈研吾さんが設計した建物は、大きな屋根が特徴的で、印象的な外観です。内部には複数の展示室があり、一つ一つの部屋に独自の雰囲気があります。中でも、光を取り込む窓から見える景色が美しい「光の部屋」は、特におすすめです。
3. 展示内容の充実
網走市立美術館では、常設展示では地元や北海道の作家たちの作品、企画展示では、国内外の現代美術を幅広く取り扱っています。また、美術以外にも映像作品などを展示することもあります。展示内容は定期的に変更されるので、何度でも訪れたくなる美術館です。
4. 受賞歴
網走市立美術館は、日本国内の建築賞として最も権威のある「日本建築学会作品選奨」や、世界中で評価される「ワールド・アーキテクチュア・フェスティバル」などで高い評価を受けています。美術館全体が、美術作品と一体化した美しいデザインで構成されていることが評価された結果です。
5. アクセスの良さ
網走市立美術館は、道道60号網走今金線沿いにあります。鉄道で来る場合は、JR網走駅からタクシーで5~10分ほどです。また、美術館の前には駐車場もあるので、車でも訪れることができます。
まとめ
北海道の網走市立美術館は、地元の作家から現代美術まで幅広いコレクションを抱え、独自の建築デザインや展示内容の充実など魅力的なポイントがたくさんあります。また、交通の便も良く、アクセスしやすいことも魅力の一つです。北海道旅行の際には、ぜひ訪れてみてください。
網走市立美術館の入館料金
高校生以上:120円(96円) 小中学生:60円(48円)
網走市立美術館の詳細情報