北海道立三岸好太郎美術館は、北海道美術館のなかでも最も美術品のクオリティが高く、美術愛好家からは定評があります。当館の名前にある好太郎三岸先生は、戦前に活躍した日本の洋画家であり、彼の作品が展示されています。それだけでなく、『北海道を描いた作品』の展示も豊富で、北海道に訪れる旅行者にとっては観るべき美術館の1つです。 北海道立三岸好太郎美術館の特徴としては、その建築です。館内は三岸好太郎氏が好んだ「明確な意味を持つ水平線」という考え方を取り入れた展示室があり、全体的に落ち着きのある雰囲気が漂います。また、ガラス張りの大きな窓からの外の景色も美しく、ここに来た旅行者は北海道の自然を巧みに取り入れた建築がどのように感じられるかを楽しむことができます。 展示室はデザインがモダンで美しく、美術品との相乗効果を発揮しています。美術品の展示については、北海道以外の地域も多く含まれ、幅広い視点からの美術品コレクションを取り揃えています。一部の展示では、当館の個性が際立っており、南画風の作品や洋画、現代の大型屏風や彫刻など、多様なジャンルにわたるコレクションがあります。 展示品の中でもおすすめポイントは、好太郎三岸氏の作品です。好太郎三岸氏は、北海道の風景を生き生きと描いた作品が多く、当館でもその作品が多数展示されています。特に、「雪景色」シリーズは北海道の冬の景色が美しく描かれており、旅行者に大変人気があります。また、館内には好太郎三岸氏の制作過程を示す資料展示室もあり、作品と併せて、三岸好太郎氏の創作意欲を知ることもできます。 その他のおすすめポイントとしては、隣接する公園があり、四季折々の自然の景色を楽しめます。公園には、好太郎三岸氏のインスピレーション元のひとつである日本庭園もあり、美術品と自然が融合する雰囲気が醸し出されています。また、館内にある展示売店には、北海道で人気のある手作りの民芸品や土産物、記念品が多く展示されており、観光客にも喜ばれる店内となっています。 北海道立三岸好太郎美術館は、北海道への旅行中に訪れるべき美術館のひとつであり、美術愛好家や北海道の文化に興味がある人には必見のスポットです。好太郎三岸氏の作品に加え、多様なジャンルの美術品や、北海道の自然と調和した建築に感動することができます。

北海道立三岸好太郎美術館の入館料金

一般:510円(420円) 高校・大学生250円(170円)

北海道立三岸好太郎美術館の詳細情報

展示ジャンル総合
開館時間9:30~17:00(展示室への入場は16:30まで)
所要時間
定休日毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日のときは閉館、翌火曜日は休館)
電話番号011-644-8901
※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください
アクセス知事公館庭園の北側、「北3条通り」側 道立近代美術館から徒歩3分。
住所〒060-0002 札幌市中央区北2条西15丁目
Googleマップ
公式サイトhttps://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/mkb/
北海道立三岸好太郎美術館詳細情報