北海道にある小樽市は、美しい海や山々に囲まれた風光明媚な街であると同時に、洋館や倉庫などのレトロな建造物が残る観光地としても知られています。その中でも特に、小樽市立美術館は、北海道のアート文化を代表する施設の一つです。今回は、小樽市立美術館の特徴やおすすめポイントを紹介します。
【小樽市立美術館の概要】
小樽市立美術館は、1995年に開館した美術館で、北海道内にある美術館の中でも最も歴史が浅い部類に入ります。そのため、近代美術を中心に、コンテンポラリーアートやアート写真、プリントなど、比較的新しい作品が多く展示されています。
また、小樽市立美術館には、約2万点にもおよぶ北海道美術に関する資料が所蔵されており、北海道のアート文化について学ぶこともできます。
【小樽市立美術館の特徴】
1.レトロで魅力的な建物
小樽市立美術館は、明治時代末期から大正時代初期に建てられた旧小樽市立図書館の建物を改修して使用されているため、レトロな外観と内装が魅力的です。内部は天井が高く、木造の梁や柱が使用されており、古き良き時代の雰囲気が漂っています。
2.北海道を代表する現代アーティストの作品が展示されている
小樽市立美術館では、北海道出身のアーティストを中心に、世界的に活躍する現代アーティストの作品を展示しています。また、近年では北海道在住のアーティストたちの作品も積極的に取り入れられています。北海道が生んだアートの歴史と現在を知り尽くしたコレクターやアーティストたちによってコレクションが作り上げられているため、北海道を代表する現代アーティストの作品が数多く展示されています。
3.美術館館内だけでなく、美術館周辺の特色ある景観を楽しむこともできる
小樽市立美術館は、小樽運河沿いにあります。美術館周辺には、かつての倉庫を改築したショップやカフェ、飲食店が点在しているため、美術館を巡る前後に、ちょっとした散策やショッピングを楽しむこともできます。また、小樽市内には、北海道らしい雪景色を楽しめるスポットも点在していますので、アートだけでなく自然や風物詩も楽しみながら、小樽市を満喫することができます。
【小樽市立美術館のおすすめポイント】
1.北海道を代表するアーティストたちの作品を展示
小樽市立美術館は、北海道を代表するアーティストたちの作品を展示しているため、北海道芸術文化の最先端を知ることができます。また、北海道出身のアーティストの中でも、小樽市出身の「矢島洋子」や「渡辺章二」、小樽工業高等専門学校時代に出会った「中村宗男」といったアーティストたちの展示も見どころの一つです。
2.美しい海に囲まれた会場でアーティストによるワークショップやトークイベントも開催
小樽市立美術館では、アーティストによるワークショップやトークイベントなど、様々な催し事が開催されています。また、美術館周辺には、美しい海に囲まれた会場を利用したイベントも行われており、アートだけでなく自然も感じながら、様々なアクティビティを楽しむことができます。
3.美術館でのみ販売される限定グッズも人気
小樽市立美術館では、美術館への入館券とともに、美術館でのみ販売される限定グッズも販売されています。絵柄がプリントされた小物やポストカードなどは、アート好きの方には必見のアイテムです。
【まとめ】
小樽市立美術館は、北海道を代表する美術館の一つであり、北海道を代表する現代アーティストたちの作品を味わうことができます。また、レトロな建物や美しい海、風物詩を楽しむこともできるため、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
旧鉄道操車場に作られた美術館です。
蒸気機関車、車両、プラネタリウムなどがあります。
市立小樽美術館の入館料金
チケット種類 | 大人 | 高校生 | 中学生以下 | 市内高齢者 |
---|
全館通常料金 | 300円 | 150円 | 無料 | 無料 |
---|
全館団体料金(20人以上) | 240円 | 120円 | 無料 | 無料 |
---|
市立小樽美術館入館料金
市立小樽美術館の詳細情報