日本の美術館には多種多様なものがありますが、「成川美術館」はその中でも特に異彩を放つ美術館の1つです。ここでは、神奈川県にある成川美術館の特徴やおすすめポイントについて、2000文字以内で詳しく紹介します。
【成川美術館とは】
成川美術館は、「現代アートとアートの教育を通じて、文化に貢献すること」を使命として、2005年にオープンした美術館です。主に現代美術作品を展示し、モノトーンの空間を舞台に、作品と観客が一体となるような展示方法が特徴です。また、子供たちが楽しみながらアートに触れられる環境も整えられており、家族での来館も多いです。利用者にとってのかけがえのない場となっています。
【成川美術館の特徴】
まず、成川美術館の最大の特徴は、展示スペースです。モノトーンの空間は美術作品を引き立たせるための配慮がなされているからです。また、建物内外には自然光をメインに利用し、空間の中だけでなく周囲の環境も一体的に保全しながら、美術作品を鑑賞できます。建物自体も、福永建築設計事務所の若手設計者・建築家、福永善之さんによる「最小限の構造体で最大限の機能を持たせる」 というコンセプトに基づいて作られており、ありのままの建築構造が美しさと物語性を兼ね備えた建物となっています。
【成川美術館のおすすめポイント】
成川美術館には、多彩な展示がありますが、おすすめのポイントは以下の通りです。
・作品と触れ合いながらの鑑賞ができるポイント
成川美術館では、作品に触れることができるペイントセンターや、缶を使った$アーティストチャレンジ’のイベントが行われています。カラフルなペンキを使って自由に絵を描くことができるペイントセンターは、子供を中心に大人たちも楽しんでいました。また、アーティストチャレンジでは、子供から限定的な材料だけを与えられ、制限時間内に自由に作品を作ることができます。参加者全員が、創造力を活かし、独自の作品を作り上げることができます。
・絵本とアートのコラボが魅力の児童向けイベント
成川美術館は、児童向けのイベントに力を入れています。アートに触れながら、楽しい時間を過ごせるように、さまざまな企画を実施しています。中でも魅力的なのは、”絵本とアートのコラボレーション展” です。有名絵本作家やアーティストがコラボした原画を、実際に見ながら、絵本から飛び出したような空間を楽しむことができます。企画展は、定期的に開催されていますので、行くたびに新しいディスプレイを楽しめます。
・ロゴマークのプロモーションが充実!
成川美術館のロゴマークは、”K’nay” という名前の熊。成川美術館はオリジナルのキャラクターを制作し、様々な場面で紹介しています。キャラクターが優れたデザインであり、カワイイだけではなく、また一層成川美術館を楽しむことができる要素です。
以上、神奈川県の成川美術館の特徴やおすすめポイントについて紹介しました。モノトーンの空間、自然光を取り入れた建物、多彩な作品展示、児童向けの楽しいイベントなど、日本の美術館とは異なる工夫がされています。美術好きや先進的な空間が好きな方には必見です。
成川美術館の入館料金
個人 団体(10名以上)
一般 1,300円 1,100円
大学生・高校生 900円 700円
中学生・小学生 600円 500円
幼児 無料
※障がい者手帳をご提示いただくと入館料は1,000円となり、同行の方ご1名様は同額となります。
※「インターネット特別割引券」をご提示いただければ、一般入館料が、1,200円となります。
成川美術館の詳細情報
展示ジャンル | アート |
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開館時間 | 9:00~17:00 |
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所要時間 | |
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定休日 | 無休 |
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電話番号 | 0460-83-6828 ※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください |
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アクセス | 東京/名古屋方面(新幹線)→ JR小田原駅(箱根登山バス/伊豆箱根バス)→ 元箱根港
小田急+バス
新宿駅(小田急線)→ 小田原駅/箱根湯本駅(箱根登山バス/伊豆箱根バス)→ 元箱根港
車
【東京方面から】東名高速 厚木I.C → 小田原厚木道路 → 箱根新道 → 元箱根
【名古屋方面から】東名高速 御殿場I.C → 国道138号線経由芦ノ湖方面 → 元箱根
高速バス
新宿駅西口 → 山のホテル(徒歩20分)
観光船/遊覧船
箱根観光船「元箱根」乗り場前/伊豆箱根遊覧船「元箱根」乗り場徒歩3分 |
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住所 | 〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根570 |
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Googleマップ | |
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公式サイト | http://www.narukawamuseum.co.jp/ |
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成川美術館詳細情報