長野県の信州新町には、様々な文化施設があり、特に美術館や博物館が多く存在します。信州新町美術館、有島生馬記念館、信州新町化石博物館は、その中でも代表的なものであり、多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。以下では、それぞれの特徴やおすすめポイントを詳しく紹介していきます。
信州新町美術館
信州新町美術館は、1993年に開館した美術館で、日本画家の黒田清輝が中心となって収集した絵画コレクションを展示しています。黒田清輝の作品だけでなく、洋画や工芸品なども展示しています。特に人気があるのは、黒田清輝の「ジャパニズム」を反映した日本画やアールヌーヴォー様式の絵画です。
また、美術館の建物は、黒田清輝がデザインしたものであり、美術館自体が美術品と言えるほど、美しく独創的なデザインとなっています。
おすすめポイントとしては、美術館内での展示のみならず、美術館周辺の自然に囲まれたロケーションも素晴らしい点です。山々に抱かれた絶好のロケーションで、絵画鑑賞だけでなく、散策や自然を楽しみながら、のんびりと過ごすこともできます。
有島生馬記念館
有島生馬は、日本の近代文学に多大な功績を残した作家であり、信州新町出身の文豪です。有島生馬記念館は、有島生馬の生家を改修して作られた博物館であり、有島生馬の文学活動や人生、家族や友人などの素顔を紹介しています。
有島生馬記念館で展示されているのは、原稿や書簡、写真、遺品などであり、有島生馬が日本の近代文学に多大な影響を与えた経緯や、彼が描いた生き生きとした人物描写を楽しむことができます。
おすすめポイントとしては、有島生馬の膨大な文学作品を読む前に、作家の生涯や足跡を知ることができる点です。また、有島生馬の書斎が再現されており、その書斎で彼が執筆した作品に触れたり、見たりすることができます。
信州新町化石博物館
信州新町化石博物館は、化石に関する展示が多数あり、県内でも有数の大規模な博物館となっています。展示物の中には、恐竜や古代生物、そして完全保存された縄文時代の人骨などがあり、自然科学に興味のある人にとっては必見のスポットとなるでしょう。
また、博物館内には、化石の展示だけでなく、化石学や地球科学について学ぶことができるコーナーもあります。特に、敷地内にある岩石園では、季節や時間帯によって景色が変化する美しい自然に囲まれながら、自然を学ぶことができるエリアがあります。
おすすめポイントとしては、展示品だけでなく、博物館内の解説が充実していることです。特に、化石を自ら掘り出す体験もできるので、家族や子供と一緒に参加すると楽しいでしょう。
まとめ
信州新町美術館、有島生馬記念館、信州新町化石博物館は、どれも独自の特色を持ち、観光客に人気のある観光スポットです。信州新町美術館は、美術館自体が美術作品となるような建物とともに、絵画鑑賞と自然散策を楽しめる魅力ある場所です。有島生馬記念館は、有島生馬の足跡をたどることができる点が魅力であり、作家の文学作品を読み解くための入口となります。信州新町化石博物館は、展示品だけでなく、自分で化石採集をすることもできる点が魅力であり、科学に興味のある人には最適な観光スポットとなっています。どれも、自然や文化に触れ合い、楽しめる場所であり、ぜひ訪れてみることをおすすめします。
信州新町美術館・有島生馬記念館・信州新町化石博物館の入館料金
大人500円(400円)・高校生300円(240円)・小中学生200円(160円)
信州新町美術館・有島生馬記念館・信州新町化石博物館の詳細情報
展示ジャンル | 総合 |
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開館時間 | 9:00~16:30まで(入館は 16:00まで) |
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所要時間 | |
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定休日 | 毎週月曜日・祝休日の翌日(月曜日が祝休日の場合はその翌日が休館日となります)
その他、臨時休館・特別開館などもありますので事前にお問い合わせください。 |
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電話番号 | 026-262-3500 ※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください |
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アクセス | 長野駅善光寺口バス乗り場2番から、アルピコ交通「26 新町大原橋線」にご乗車
いただき約40分となります。「新町美術館前」下車、徒歩約1分 |
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住所 | 〒381-2404 長野県長野市信州新町上条88-3 |
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Googleマップ | |
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公式サイト | http://www.ngn.janis.or.jp/~shinmachi-museum/index.html |
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信州新町美術館・有島生馬記念館・信州新町化石博物館詳細情報