大阪府の逸翁美術館について
大阪府茨木市にある逸翁美術館は、古代から現代までの日本画や書、陶芸、現代美術など、幅広いジャンルの日本の美術品を展示している美術館です。逸翁という名前は、江戸時代の文人で茶人の久松慶寿(いそおう)が号として用いた名前であり、その名前の通り、和の趣あふれる美術品が展示されています。
逸翁美術館の特徴
逸翁美術館の特徴は、その展示内容です。日本画や書、陶芸、現代美術など様々なジャンルの美術品を取り揃え、特に茶道具のコレクションは全国的に有名です。また、美術館の壁には久松慶寿の書が掲げられており、逸翁の世界観を体感できます。
また、美術館の建物自体にも特徴があります。建築家・隈研吾氏が設計し、茨木市の森を背景に木造と鉄骨造りの外観が印象的です。内部には和をイメージした空間が広がり、和の美意識に触れることができます。
おすすめポイント
1. 茶道具のコレクション
逸翁美術館の最も有名なコレクションのひとつが茶道具です。館内には「久松慶寿展示室」という特別室があるのですが、ここでは逸翁が収集した茶器や茶碗、香合などの数々の茶道具が展示されています。逸翁は茶人としても有名であり、このコレクションは彼の美意識を垣間見ることができます。
2. 茨木の森を背景にした建物
逸翁美術館の建物は、森を背景にしているため、自然と調和した美しい外観が特徴です。美術館内部も、和の美意識を感じる空間が広がっており、自然と共生した美術館という印象です。
3. 企画展
逸翁美術館では、年数回、企画展が開催されています。企画展では、日本の美術品だけでなく、外国の美術品も展示されます。展示内容は多岐にわたり、常設展示では見られない幅広いジャンルの美術品を見ることができます。また、企画展ごとにテーマが設けられているので、より深く美術品に触れることができます。
4. 和の美意識を感じる空間
逸翁美術館は、展示内容だけでなく、建物や空間にも和の美意識が感じられます。内部は木をふんだんに使い、風水に基づいた配慮がされており、和の美意識を感じることができます。
5. 子ども向けのプログラム
逸翁美術館には、美術館での体験ができる「アートビレッジ」があります。ここでは、子ども向けのワークショップが開催され、子どもたちが自分で創作することができます。子どもたちは、美術館での体験を通じて、芸術に興味を持つことができます。
6. 茨木市の観光スポット
逸翁美術館は、茨木市の中心部から少し離れた場所にあるため、美術館を訪れるついでに、茨木市の観光スポットも巡ることができます。茨木市には、茨木城跡や天王寺動物園茨木支園、池田山緑地公園など、さまざまな観光スポットがあります。
まとめ
逸翁美術館は、日本画や書、陶芸、現代芸術など、幅広いジャンルの美術品を展示している美術館です。特に、茶道具のコレクションは有名で、逸翁の美意識を感じることができます。また、和の美意識に基づいた建物や空間も印象的で、子ども向けのプログラムも充実しています。茨木市にある逸翁美術館は、美術館だけでなく、周辺の観光スポットも楽しめ、一度は訪れてみる価値がある美術館です。
逸翁美術館の入館料金
企画展 特別展 個人 団体 個人 団体 一般 700円 500円 都度設定 都度設定 学生(高校生以上) 500円 400円 都度設定 都度設定 小人(中学生以下) 無料 無料 各種割引 シニア(65歳以上) 500円 (学生400円) 都度設定 スタシアカード/ペルソナカード JAFカード その他(受付でお問い合わせください) 展示種別(企画展、特別展)により観覧料が異なります。展覧会案内ページにてご確認ください。 各種割引は、受付にて各種証明書・会員証をご提示ください。 障がい者手帳をご提示いただいた場合、ご本人と介助者1名は無料になります。 団体は20名以上からの扱いになります。団体観覧連絡用紙は、こちらからダウンロードしてください。 小林一三記念館の観覧券をご提示いただいた場合、上記料金より100円割引いたします。
逸翁美術館の詳細情報
展示ジャンル | 総合 |
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開館時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
所要時間 | |
定休日 | 展覧会会期中の月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日) ご注意:当館では、常設展示は行っておりません。展覧会開催期間以外、展示室は閉室しております。 展覧会開催期間をご確認のうえ、ご来館ください。 マグノリアホールでのコンサート等は、展覧会開催期間以外にも開催いたします。 |
電話番号 | 072-751-3865 ※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください |
アクセス | 阪急電鉄宝塚本線「池田駅」から北へ徒歩10分 |
住所 | 〒563-0058 大阪府池田市栄本町12?27 |
Googleマップ | |
公式サイト | http://www.hankyu-bunka.or.jp/itsuo-museum/ |