静嘉堂文庫美術館は、渋谷区にある美術館であり、東京都内でも指折りの美術館の一つです。本記事では、静嘉堂文庫美術館の特徴と、おすすめポイントを紹介していきます。 【静嘉堂文庫美術館の特徴】 静嘉堂文庫美術館は、一般財団法人静嘉堂文庫が運営する美術館です。静嘉堂文庫とは、19世紀末から20世紀初めにかけて活躍した政治家、思想家、評論家である滝廉太郎が収集した美術品・書籍などの文化資産を保存・継承するために設立された財団です。 静嘉堂文庫美術館には、同文庫が所蔵する日本美術・東洋美術を中心としたコレクションが展示されています。特に、滝廉太郎と親交のあった画家である横山大観の作品が数多く展示されており、その中には、横山大観が静嘉堂に贈った「富士図屏風」が含まれています。この「富士図屏風」は、日本を代表する絵画の1つとして有名であり、静嘉堂文庫美術館にとって、最も重要なコレクションの1つとされています。 また、静嘉堂文庫美術館は、美術館自体が歴史的建造物であることも特徴の1つです。建物は、もともと、旧・渋谷区立西原小学校の教室棟であり、1938年に竣工しました。その後、 2017年に改修を行い、美術館として生まれ変わりました。改修に際しては、教室棟の歴史的な特徴を残しながら、現代的な美術館としての機能を備えるようデザインされています。 【おすすめポイント】 静嘉堂文庫美術館におけるおすすめのポイントは、次の通りです。 1. 横山大観の代表作品「富士図屏風」の鑑賞: 「富士図屏風」は、日本を代表する絵画の1つであるため、ぜひ鑑賞してみてください。その迫力ある筆致から、あたかも目の前に富士山がそびえ立っているような臨場感を味わえます。 2. 静嘉堂文庫の歴史を知ることができる展示: 静嘉堂文庫美術館は、滝廉太郎が所蔵した美術品・書籍などの文化資産を保存・継承するために設立された財団であり、貴重な展示物が多数あります。静嘉堂文庫美術館の展示を見ることで、静嘉堂文庫という財団の歴史を学ぶことができます。 3. 歴史的建造物を実際に見学できる: 静嘉堂文庫美術館の建物自体が歴史的建造物です。また、改修によって、建物の歴史的な特徴を残しながらも、現代的な美術館としての機能を備えています。そのため、建物を見学するだけでも、ひとつの楽しみになります。 静嘉堂文庫美術館は、横山大観の代表作品「富士図屏風」を含む、貴重な美術品が多数展示されている美術館です。また、改修によって建物自体が歴史的建造物となっており、建物を見学することもできます。ぜひ、静嘉堂文庫美術館を訪れて、歴史と美術を感じてみてください。

【休館?2022.10】静嘉堂文庫美術館の入館料金

一般:1,500円 大学・専門学校・高校生:1,000円 中学生以下:無料 障がい者手帳提示の方:700円(同伴者1名 無料)

【休館?2022.10】静嘉堂文庫美術館の詳細情報

展示ジャンルアート
開館時間10:00~17:00
所要時間
定休日月曜日(祝休日は開館し翌平日休館)、展示替期間、年末年始など
電話番号03-5777-8600
※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください
アクセス地下鉄千代田線二重橋前〈丸の内〉駅 3番出口直結
住所〒157-0076 東京都世田谷区岡本2-23-1
Googleマップ
公式サイトhttp://www.seikado.or.jp/
【休館?2022.10】静嘉堂文庫美術館詳細情報