東京造形大学附属美術館は、東京都杉並区にある美術館であり、同大学の教育・研究を担う施設のひとつとして、1986年に開館しました。美術館というと、絵画や彫刻、写真などの二次元的な作品を展示するのが一般的ですが、この美術館では、空間やアートインスタレーションなどの三次元的な作品や、先駆的なデザイン・工芸作品を展示することを特徴としています。 まず、東京造形大学附属美術館の魅力は、展示作品のバラエティにあります。美術館が所蔵する作品は、アール・デコ、アール・ヌーボー、モダニズムなどの西洋美術をはじめ、日本の伝統工芸や現代アート、さらには地球環境をテーマにした社会派アートなど多彩なものです。また、近年では、AIを活用した芸術作品の展示も行われたり、建築学科出身の学生による建築モデル・VR作品の展示もされたりするなど、時代に合わせたアートを発信する施設としても注目されています。 次に、特におすすめなのが、美術館の建築自体が芸術作品になっていることです。美術館は、玄関前にある高さ10メートルの「大黒柱」や、スカイライトを上部に備えた中庭など、非常に斬新なデザインで建てられています。また、建物内には5つの展示室があり、展示方法も光や音響などを利用した体感的なものが多いため、見て・触れて・感じる、アート鑑賞を楽しめます。 さらに、美術館では多彩なイベントや講座を開催しています。例えば、自分の体を使ってアートに触れられる「アーティストと一緒にダンス!」や、カメラ片手に美術館散策を楽しむ「写真のアイデアがつまった美術館巡り」など、年齢や趣味嗜好を問わず、誰でも参加できるものがあります。また、大学の学生が関わる展覧会や学位制作発表会も、一般に公開されているため、将来的な才能を発掘するチャンスとなるかもしれません。 最後に、東京造形大学附属美術館は、アート作品やテクノロジー、社会的問題に向き合うことで、様々な情報や感性を獲得し、思考力を高める場としても期待されます。訪れる人たちが、新たな発見や気づきを得られる、刺激的な文化の発信拠点となっています。

東京造形大学附属美術館の入館料金

無料

東京造形大学附属美術館の詳細情報

展示ジャンルアート
開館時間10:00~16:30
所要時間
定休日日曜・6月27日(月)
電話番号042-637-8111
※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください
アクセスJR横浜線 相原駅よりスクールバス5分(徒歩15分)
住所〒192-0992 東京都八王子市宇津貫町1556
Googleマップ
公式サイトhttps://www.zokei.ac.jp/museum/
東京造形大学附属美術館詳細情報