東京都青梅市には、市立の美術館が2つあります。それぞれ青梅市立美術館と青梅市立小島善太郎美術館です。この二つの美術館は、特に日本画に重点を置いたコレクションがあり、美術鑑賞に興味のある方は必見の場所となっています。今回は、この二つの美術館について、それぞれの特徴とおすすめポイントについて詳しく紹介していきます。
【青梅市立美術館の特徴とおすすめポイント】
青梅市立美術館は、美術館としては比較的小さな施設ですが、そのコレクションは非常に充実しています。特に、日本画に力を入れており、中でも水墨画が豊富に収蔵されています。収蔵作品は約300点以上あり、江戸時代から現代までの日本画の名作が展示されています。また、作品の他にも絵巻物や立体作品なども展示されており、幅広いジャンルを楽しむことができます。
おすすめポイントとしては、平日の午前中には無料開館されていることが挙げられます。また、建物自体も、かつては小学校として利用されていたものを美術館に改装したもので、レトロな雰囲気が魅力的です。館内には噴水や庭園もあり、季節によっては代々木上原や中目黒といった他のエリアと比べて若干遅れて開花する桜を楽しむことができます。
【青梅市立小島善太郎美術館の特徴とおすすめポイント】
青梅市立小島善太郎美術館は、2006年に開館した比較的新しい美術館です。こちらも、日本画に重点を置いたコレクションを持っており、美術館内には洛中洛外図屏風や鳥獣戯画といった代表的な作品が展示されています。さらに、美術館内には、小島善太郎の工房が再現されている「小島善太郎展示室」があり、小島善太郎の制作工程や技法について学ぶことができます。
おすすめポイントとしては、美術館が建つ小島公園があり、周辺には自然豊かな環境が広がっています。美術館から見渡せる景色も素晴らしく、美術館と自然との調和がとても美しいと評価されています。また、美術館内には売店があり、青梅地方の特産品や小島善太郎の著書などが販売されています。
東京都青梅市にある、市立の美術館、青梅市立美術館と青梅市立小島善太郎美術館について、それぞれの特徴とおすすめポイントについて紹介しました。美術館で過ごす時間は、芸術作品を鑑賞するだけでなく、施設自体や周辺の景色を楽しむこともできます。青梅市の美術館巡りは、都会の喧騒を離れた、贅沢な時間を過ごすことができるでしょう。
【休館?2022.9.16】青梅市立美術館/青梅市立小島善太郎美術館の入館料金
大人:200円(団体160円) 小・中学生:50円(40円) 65歳以上:無料 障害をお持ちの方(障害者手帳をご提示ください)とその付添者1名は無料
【休館?2022.9.16】青梅市立美術館/青梅市立小島善太郎美術館の詳細情報