東京都三鷹市に位置する国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館は、洋画や西洋美術品など、様々なコレクションが展示された美術館です。日本と西洋という異なる文化が交錯する中で、留学生を受け入れ、教育活動を行う国際基督教大学の一部でもあることから、国際色豊かな展示内容が特徴の一つです。 湯浅八郎記念館は、湯浅八郎氏が寄贈した美術品や資料の展示を中心に、日本美術や東洋美術、西洋美術など約1,800点以上のコレクションが所蔵されています。また、これらの美術品を通して、キリスト教文化との親和性も感じられるということで、宗教美術にも力を入れています。以下に、湯浅八郎記念館について詳しく紹介します。 【特徴】 1. 日本美術から西洋美術まで、多彩なコレクションがある 湯浅八郎記念館には、江戸期の日本美術、東洋美術、西洋美術、宗教美術など、様々なコレクションが展示されています。その中でも、公開展示されている西洋美術品は、幅広いジャンルがあり、ヨーロッパの王侯貴族や富豪が所有した本格的なフランス・インテリアの調度品や、18世紀のフランス式ドレッサーなどが展示されています。 2. 豊かな教育活動にも力を入れている 湯浅八郎記念館では、展覧会に加え、学術的な講演会やシンポジウム、カルチャー教室など、豊かな教育活動にも力を入れています。 また、世界の美術史や文化について紹介するパンフレットを無料配布しており、自由に持ち帰ることができます。 3. 併設されたガラス張りの空間 湯浅八郎記念館の中心となる展示室は、ガラス張りの空間になっており、外部の自然光を取り入れ、明るく開放的な空間で展示されています。また、外の景色も展示物と一緒に楽しめ、趣向を凝らした展示方法も魅力の一つです。 【おすすめポイント】 1.かつて、文豪夏目漱石が通った場所にある 国際基督教大学博物館は、かつて文豪夏目漱石が通った場所に位置しています。漱石の小説「こころ」の舞台の一つである三鷹の森に向かう途中で通った場所でもあり、文学ファンには特におすすめのスポットです。 2. 見ごたえのあるヨーロッパ様式の調度品や家具が展示されている 公開展示されている西洋美術品は、ヨーロッパの王侯貴族や富豪が所有した本格的なフランス・インテリアの調度品、18世紀のフランス式ドレッサー、ロココ調のソファセットなどが展示されています。重厚感があり、美しいデザインの調度品に圧倒されること間違いなしです。 3.諸外国の宗教美術作品の展示品の豊富さが魅力的 湯浅八郎記念館の最大の特徴は、様々な宗教美術品の展示です。イスラム世界や中南米、インド、中国、日本などの宗教的作品が豊富に展示されており、K.Tシリムの陶器やバリ島の仏像、メキシコの陶製品等、多彩なコレクションを楽しめます。 以上のように、国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館は、多彩な美術品が展示され、国際色豊かな雰囲気で鑑賞することができる、価値ある美術館の一つです。また、教育活動にも力を入れており、美術を学びたい方だけでなく、文化や歴史に興味のある方にもおすすめのスポットです。

国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館の入館料金

休館中

国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館の詳細情報

展示ジャンル人文歴史
開館時間休館中
所要時間
定休日6月15日?9月12日
電話番号0422-33-3340
※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください
アクセス小田急バス「国際基督教大学」行→終点下車
住所〒181-8585 東京都三鷹市大沢3-10-2
Googleマップ
公式サイトhttps://subsites.icu.ac.jp/yuasa_museum//index.html
国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館詳細情報