東京都の光村グラフィック・ギャラリー(MGG)は、アメリカのグラフィックデザインを日本に紹介するために1971年に開設されました。MGGは、モダンで革新的なアメリカのグラフィックデザインの精神を日本に伝えることを目的としており、広告業界やグラフィックデザイン業界において大きな影響力を持っています。現在では、世界中から訪れるデザイナーやアーティストたちにとっての必見のスポットとしても知られています。
特徴として、MGGは「グラフィックデザインの傑作を通じて、現代社会に対する批評的・建設的な示唆を提供する」という館の理念に基づいて、常に革新的でアーティスティックな展示を行っています。また、MGGは、印刷物、広告、パッケージ、ポスター、ロゴ、ビデオなど、幅広い分野のグラフィックデザインを展示しています。このため、展示物は非常に多種多様で、訪れるたびに新しい発見がある面白さがあります。
また、MGGのおすすめポイントは、展示物だけでなく、館自体の設計も見どころの一つとなっているということです。MGGは、デザイン事務所の光村図書出版の本社が併設されているビルの地下2階にあり、バウハウス派の建築家、ラルフ・ラスキンによって設計された非常にモダンな建物です。展示室は、広々とした白い空間であり、作品を展示するのに最適な環境が整っています。建物自体がアメリカのグラフィックデザインの影響を受けているため、展示物と建築物の両方が見どころとなっています。
MGGには、現在開催されている展示を紹介するフリーペーパーや、グラフィックデザインの書籍や雑誌を取り揃えたショップもあります。ここで購入できる書籍や雑誌は、デザイナーやアーティストたちにとっては必読のものばかりで、グラフィックデザインに興味を持つ初心者から上級者まで、誰でも満足できるものが揃っています。
なお、入館は無料ですが、開館時間は12:00から19:00となっているため、注意が必要です。また、最寄り駅からは徒歩で10~15分程度かかるため、時間に余裕を持って訪れることがおすすめです。
MGGは、グラフィックデザインに興味がある人やアートに興味のある人にとって、必見のスポットです。非常にモダンでアーティスティックな展示を行っており、建物自体も見どころの一つとなっています。日本のグラフィックデザインの発展に影響を与えた重要な場所であるため、多くの人にとって訪れる価値がある場所といえます。
光村グラフィック・ギャラリー(MGG)の入館料金
無料
光村グラフィック・ギャラリー(MGG)の詳細情報