富山県高岡市には、自然、歴史文化、美術などさまざまな魅力があります。その中でも、高岡市美術館は、近代美術の傑作品を中心に所蔵しており、国内外から多くの愛好者を集めています。今回は、高岡市美術館の特徴とおすすめポイントについて、2000文字で詳しく紹介します。 【高岡市美術館の特徴】 高岡市美術館は、1978年に開館した現代美術の美術館です。主に近代美術を中心に所蔵しており、日本の洋画、日本画、版画、彫刻、海外の絵画など多彩な種類の作品があります。コレクション数は、約1800点。中でも、高さ14メートルの大作『赤と青と黄とオレンジ』を始めとした、有名な近代美術作品を多数展示しています。 また、高岡市美術館の美術館建築だけでも見応えがあります。美術館の建設費用は約53億円と、当時としては破格の値段がかかっていることからも、設計や施工にこだわりがあったことがうかがえます。美術館は、2つの建物から構成されており、樹木や池を取り入れた庭園と一体化された美しい空間となっています。 【おすすめポイント】 1. 近代美術作品の鑑賞 高岡市美術館は、近代美術の作品を中心に所蔵しており、有名な芸術家たちの作品を鑑賞することができます。例えば、洋画の岸田劉生や高橋由一、日本画の竹内栖鳳や冨士原謙吉、版画の河井寛次郎や香川春樹、彫刻の飯塚三郎や森村泰昌、海外の絵画のピカソやシャガールといった世界的有名な芸術家の作品があります。それぞれの作品が、その時代の社会情勢とともに捉えられた作品であることから、鑑賞するだけでなく、芸術家たちの人生や時代背景を知ることができます。 2. 美術館建築の鑑賞 高岡市美術館の建築自体が、美術品の一部であるといえます。美術館は、当時の最新技術によって設計されており、美術館の建築そのものを鑑賞することもできます。1階の石積みの外観は、高岡市内で産出される『とやま石』の使用が特徴的です。2階の外皮は、厚さ1センチ未満のガラスが張られており、光が美術品を鮮やかに照らしています。また、日本庭園にアートを取り入れ、美術館と庭園が一体化した空間が生まれています。 3. 企画展 高岡市美術館では、定期的に企画展が行われています。その内容は、美術品だけでなく、美術に関連する様々な分野をカバーしています。絵画、彫刻、建築、写真、デザイン、映像など、幅広い分野を扱っており、興味深いテーマが多数あります。 【まとめ】 富山県高岡市美術館は、世界的に有名な芸術家たちの傑作を多数所蔵している美術館です。近代美術に特化しており、作品の魅力に加えて、美術館自体の建築も鑑賞することができます。また、定期的に行われる展覧会も、見逃せない魅力の一つです。訪問する際には、多彩な作品とともに美術館建築、庭園も堪能してみてはいかがでしょうか。

高岡市美術館の入館料金

コレクション展は、2015年10月18日(日)をもって終了し、別途「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」を開設されます。

その他、美術館内企画展や特別展は展覧会により、料金が異なります。

高岡市美術館の詳細情報

展示ジャンルアート
開館時間9:30~17:00
※最終入館は30分前まで
所要時間調査中
定休日月曜日(祝日の場合はその翌日)
年末年始(12/29~1/3)
電話番号0766-20-1177
※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください
アクセスJR氷見線「越中中川駅」 徒歩2分
「高岡駅」徒歩約20分
住所〒933-0056 富山県高岡市中川1-1-30
Googleマップ
公式サイトhttps://www.e-tam.info/
高岡市美術館詳細情報