山梨県の韮崎市にある「韮崎大村美術館」は、大正時代の画家である大村益次郎の作品や伝統工芸品、茶道道具などを展示する美術館です。ここでは、その特徴やおすすめポイントについて詳しく紹介します。
【特徴】
1. 大村益次郎作品の数々
この美術館の最大の特徴は、大村益次郎作品の所蔵数が非常に多いことです。大村益次郎は、明治から大正時代にかけての日本画家で、優れた画才により文化勲章を受賞するなど日本の画壇を牽引する存在でした。その中でも、山水画に優れ、一枚の絵に独自の世界観が表現されています。この美術館には、その大村益次郎が描いた山水画を中心に、動植物画や人物画など、多数の作品が展示されています。
2. 伝統工芸品のコレクション
大村益次郎だけでなく、茶道や日本の伝統工芸品にも力を入れています。美術館内には、陶磁器、漆器、竹細工、織物、刀剣などの多岐にわたる伝統工芸品が展示されており、日本の美意識や工芸的な技術を垣間見ることができます。中でも、珍しい透かし彫りの漆器や、大小様々な竹細工品などは必見です。
3. 清水次郎長屏風の展示
清水次郎長といえば、著名な盗賊でありながら、非常に洗練された美意識を持っていたことで知られています。「鵺」や「鉄砲伝来」、「便所の神様」などの民話を描いた屏風絵が特に有名です。この美術館には、清水次郎長が描いた「鴛鴦草屏風」が展示されており、その美しさと優雅な雰囲気に感動することでしょう。
【おすすめポイント】
1. 非常に充実した施設
美術館自体が非常に充実しており、広々とした敷地内に、美術館本館や茶室、工房、事務所などが存在しています。また、美術館内には図書室もあり、大村益次郎や日本の伝統工芸品に関する書籍が豊富に取り揃えられています。
2. ガラス張りの美しい建物
美術館本館は、ガラス張りの美しい建物となっています。美術館内からは、美しい庭園や山梨県の美しい自然が一望でき、その景色に調和した空間を楽しむことができます。
3. お茶とともに鑑賞できる茶室
美術館には、「茶室けはんな」があり、お茶を楽しみながら大村益次郎作品や日本の伝統工芸品を鑑賞することができます。お茶菓子も美術館のオリジナルで、和三盆糖をベースに、季節感にあふれた和菓子となっています。落ち着いた空間で優雅なひとときを過ごすことができます。
山梨県の韮崎大村美術館は、大村益次郎作品や日本の伝統工芸品を含む、多岐にわたる美術品が展示されています。その美しい建物やお茶室も相まって、美術館全体が一つの芸術作品のような美しさで魅了します。ぜひ、山梨県を訪れた際には、一度足を運んでみてください。
韮崎大村美術館の入館料金
個人 団体(20名以上)
一般・大学生 500円 420円
小中高生 200円 160円
韮崎大村美術館の詳細情報
展示ジャンル | アート |
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開館時間 | 4月~10月 10:00~18:00
11月~3月 10:00~17:00
(入館は、いずれも閉館の30分前まで) |
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所要時間 | |
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定休日 | 水曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)
展示替え期間(詳しくはスケジュールをご覧ください)
年末年始(12月29日?1月3日) |
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電話番号 | 0551-23-7775 ※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください |
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アクセス | JR中央本線「韮崎駅」下車、タクシーまたは市民バス約10分 |
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住所 | 〒407-0043 山梨県韮崎市神山町鍋山1830-1 |
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Googleマップ | |
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公式サイト | http://nirasakiomura-artmuseum.com |
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韮崎大村美術館詳細情報