静岡市立登呂博物館は、静岡市の港湾事業に貢献した多くの商人たちを顕彰するために造られました。そのため、博物館で展示されている品々は、船の模型や港湾にまつわる資料が中心となっています。
一方で、博物館は全国的にも珍しい手漉き和紙の博物館でもあります。手漉き和紙は静岡県周辺で古くから生産されてきた伝統工芸品で、博物館では和紙作りの様子を体験することができます。
博物館の建物自体も歴史的価値が高く、明治時代に建てられた旧静岡県庁舎内にあります。あまりの美しさに多くの人々が訪れ、博物館自体も2011年には登録有形文化財に指定されました。
博物館には、港湾事業に関する資料や文化財が展示されており、全国的にも珍しい手漉き和紙の製造工程が体験できる施設もあります。また、博物館内にはカフェやレストランも併設されており、土産物店もあるため、一日中ゆっくりと過ごすことができます。
具体的に、博物館内にある大型スクリーンで映写される映像は迫力満点で、港湾事業がいかに静岡市の発展につながったかを知ることができます。また、手漉き和紙工場では、職人の方の技を間近で見ることができ、和紙ができるまでの工程も分かります。
博物館内には、明治時代に造られた西洋建築の建物もあり、歴史的価値が高いため、歴史好きな方にもおすすめです。建物内にはカフェも数多くあり、手漉き和紙の作品を使ったグッズや雑貨など、土産物も充実しているため、博物館巡りだけでなく一日中ゆっくりと過ごしたい方にもおすすめです。
博物館が所在する静岡市は、日本有数の茶の産地でもあり、近隣には美しい庭園やお茶畑などの自然景観が広がっています。博物館を訪れた際には、静岡市の美術館や遊園地、テーマパークなどを巡ることもでき、家族や友人と一緒に楽しめます。
静岡市立登呂博物館は、静岡県内にある博物館の中でもとくに歴史的価値が高く、港湾事業や手漉き和紙に興味がある方にはおすすめの場所です。敷地内にある歴史的建造物を見ながら、静岡市の豊かな自然や文化に触れてみてはいかがでしょうか。
静岡市立登呂博物館の入館料金
登呂遺跡、博物館1階(体験展示室を含む)、屋上テラスは無料で観覧できます。
博物館2階(常設展示室、特別・企画展示室)は、観覧券が必要です。
静岡市立登呂博物館の詳細情報
展示ジャンル | 人文歴史 |
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開館時間 | 9:00~16:30 |
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所要時間 | |
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定休日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
祝日・振替休日の翌日
年末年始(12/26~1/3) |
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電話番号 | 054-285-0476 ※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください |
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アクセス | JR静岡駅南口バスターミナル22番のりば 石田街道線『登呂遺跡』行き 『登呂遺跡(終点)』 |
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住所 | 〒422-8033 静岡市駿河区登呂五丁目10番5号 |
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Googleマップ | |
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公式サイト | https://www.shizuoka-toromuseum.jp |
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静岡市立登呂博物館詳細情報