大阪府の正木美術館について

正木美術館は1927年に開館され、日本画家であった正木直彦氏により設立されました。敷地面積は約5100平方メートルで、モダンな建物と日本庭園が調和しています。正木美術館は、日本画を中心に、西洋画・彫刻・陶芸・工芸など多岐にわたる美術品を所蔵しています。また、展示室のほかにも、美術図書室やアトリエ、レストランなどがあり、多くの観光客に愛される文化施設として、大阪の名所の一つとなっています。

正木美術館の特徴

正木美術館の一番の特徴は、日本画を中心に扱っていることです。正木直彦氏は、日本画にとても熱心で、その影響を受けた美術品が顕著に所蔵されています。また、正木美術館は近代美術家の作品も多数所蔵しており、現代アートの展示も開催されています。日本美術だけでなく、西洋美術や工芸品、陶芸なども展示されており、多様なジャンルの美術品が鑑賞できます。

また、正木美術館は美術館ならではの美術図書館もあります。蔵書数は約5万冊で、美術に関する書籍や資料が充実しています。美術に興味がある人は、ぜひ訪れてみるといいでしょう。

おすすめポイント

日本庭園

正木美術館には、美術品と調和する日本庭園があります。日本庭園は大小2つの池があり、石垣や苔庭、濃密な森林地帯など、様々な景色が楽しめます。四季折々に変化する庭園は、美術館の指定文化財にもなっており、庭園だけでも一見の価値があります。

工芸品の展示

正木美術館には、伝統的な工芸品も多数展示されています。焼物、漆芸、金属細工、木工芸など、日本の工芸品を代表するものが多数揃っています。特に、一室には1年かけて制作された、約20mの壁画が飾られており、迫力ある作品となっています。

美術館の周辺

美術館周辺には、美術館をイメージした建物が立ち並ぶ「美術館通り」があります。その中でも、洋風の建物「文化学院ビルディング」は、美術館と同時期に建てられた歴史的建造物として、注目を集めています。また、美術館のすぐ隣にある「岡田屋茶舗」では、味も美しい和菓子が楽しめます。

まとめ

正木美術館は、日本画を中心に西洋画や工芸品など多岐にわたる美術品を所蔵する文化施設です。美術品だけでなく、美術図書館や日本庭園、周辺にある美しい建物やお店も魅力です。美術に興味がある人はもちろん、美しい景色と和菓子でゆったりと過ごすことができます。

正木美術館の入館料金

一般 700円 高・大生 500円 小・中生 300円 ※障がい者手帳等の提示で本人を含む2名まで半額

正木美術館の詳細情報

展示ジャンル総合
開館時間10:00~16:30 ※最終入館は16:00
所要時間
定休日月曜は休館。
電話番号0725-21-6000
※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください
アクセス電車 路線図 拡大表示 忠岡駅から徒歩15分 泉大津駅からタクシーで7分
住所〒595-0812 大阪府泉北郡忠岡町忠岡中2丁目9?26
Googleマップ
公式サイトhttp://masaki-art-museum.jp/
正木美術館詳細情報