茨城県笠間市にある笠間日動美術館は、常設展示や特別展示を通じて、日本の美術文化を広く紹介する現代美術館です。美術館には広い芝生広場があり、周りには木々が生い茂り、美術館内外ともに自然の美を存分に堪能することができます。美術愛好家からファミリーまで幅広く楽しめる、数々のおすすめポイントをご紹介します。
■美術館の歴史とコンセプト
笠間日動美術館は、1980年に株式会社日動が設立しました。設立当初から、現代美術に視点を合わせ、被災地支援や若手作家の支援など社会的な役割を担う美術館として、様々な展示を開催しています。また、アーティスト・岡本太郎氏にも大きな影響を受けているため、笠間に岡本太郎美術館がある関係から、岡本太郎との関係も深く、様々な企画展も開催されています。
■展示室と作品
美術館には広い展示室が複数あり、特別展示や常設展示を行っています。特別展示では、現代美術作家の作品が展示され、時には国内外から著名なアーティストの作品が展示されることもあります。また、常設展示では、男性作家と女性作家の作品が地下1階と地下2階に分けて展示されています。それぞれの作品には、作者の思い入れなどが紹介され、作品の背景を知ることもできます。
■美術館周辺の自然環境
美術館の周辺には自然豊かな木々やグリーンがあり、季節ごとに美しい景色を楽しむことができます。また、美術館の一角には、自然と共生するデザイン庭園があり、木々や草花を植えることで、自然と建築物が融合した美しい景色を展開しています。
■イベント
笠間日動美術館では、年間を通じて、演劇、ワークショップ、音楽ライブ、講演会など様々なイベントが開催されています。例えば、親子で楽しめる工作体験、絵画・彫刻などの現代美術について学ぶことのできる講演会もあります。また、美術館の館内や外で、時期に合わせた花素や写生大会も開催されています。
■施設の特徴
美術館は、美術館プラザ・美術館ショップ・カフェ・図書館など様々な施設があり、ゆったりと時間を過ごすことができます。美術館のショップには、美術館の限定グッズや、美術館で展示されている作品のポストカードや写真集などが販売されています。また、図書館はコレクションが非常に豊富で、特別展や常設展のテーマとなった本や、アーティストの関連本などを閲覧することができます。
■アクセス
笠間日動美術館へのアクセスは、JR常磐線笠間駅から徒歩15分、またはつくばエクスプレス笠間牛久駅からバスで約20分です。また、東京からは、高速バスで約3時間で到着することができます。車でのアクセスの場合は、北関東自動車道笠間ICを降りて、約15分で到着することができます。
以上のように、茨城県笠間市にある笠間日動美術館は、現代美術の展示を通じて、美術文化の楽しさや素晴らしさを深く知ることができます。美術館の周辺には自然が豊かで、イベントも充実していますので、観光スポットとしてもおすすめです。
笠間日動美術館の入館料金
入館料 | 一般 | 高大生 | 中学生以下 | 65歳以上 |
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笠間日動美術館 | 1,000円 | 700円 | 無料 | 800円 |
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笠間日動美術館(20人以上団体) | 800円 | 500円 | 無料 | 600円 |
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分館・春風萬里荘 | 600円 | 400円 | 無料 | 500円 |
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分館・春風萬里荘(20人以上団体) | 500円 | 300円 | 無料 | 400円 |
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両館共通券 | 1,400円 | 900円 | 無料 | 1,100円 |
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両館共通券(20人以上団体) | 1,200円 | 700円 | 無料 | 900円 |
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笠間日動美術館入館料金
その他に会員制度もあり、発行日から一年間10回まで入館可能で、一回の入館につき最大2名まで入館可能です。また、ミュージアムショップなどでの買物も割引優待が適用されます。
笠間日動美術館の詳細情報