長野県立美術館は、長野市にある美術館で、長野市文化会館の東に位置しています。1994年に開館以来、数々の展覧会を開催しており、幅広いジャンルの美術作品を取り扱っています。この美術館の特徴とおすすめポイントを以下で紹介します。
まず、特筆すべきはその建物です。美術館は、長野市出身の建築家・隈研吾氏によって設計されています。隈氏は、その他にも東京オリンピック聖火台や、宮崎駿監督のアニメ映画『風立ちぬ』の舞台となる原田邸を手がけており、その建築物には彼ならではの美しさや洗練されたデザインが感じられます。美術館の外観には、白い平面と大きな窓が特徴的で、都市的な雰囲気を醸し出しています。建物内でも、スタイリッシュな空間が広がっており、展示されている作品との調和を大切にしています。
次に、展示内容についてです。美術館では、古代から現代までのさまざまなジャンルの美術作品が展示されています。特に力を入れているのは、アジアの現当代美術やコンテンポラリーアートです。また、長野県ゆかりの作家の作品も多数展示されています。これらのコレクションは、美術館が設立された1994年以来、次第に充実してきており、館内には常時約3,500点の作品が公開されています。美術館では、定期的に企画展を開催しており、国内外から著名な美術作品を集めて展示することもあります。展示内容は季節や時期によって異なるので、訪れるたびに新しい発見があることでしょう。
三つ目に、教育活動に力を入れている点です。美術館では、鑑賞会やワークショップ等のアートに関するイベントを開催しています。子どもから大人まで、幅広い年齢層に対して無料で参加できるプログラムも多数あります。また、美術館スタッフが学校訪問や出張授業を行っており、地域の教育に取り組んでいます。美術館での教育活動は、多くの人々がアートに親しむきっかけとなることでしょう。
最後に、お土産におすすめのアイテムについてです。美術館には、展示作品をモチーフにしたグッズや、信州の名産品を扱うショップがあります。加えて、美術館の前にある「長野市民ギャラリー」という施設では、地元作家の作品が販売されています。美術館を訪れた際には、美術関連グッズや、長野の特産品を手に入れて帰るといいでしょう。
以上、長野県立美術館の特徴とおすすめポイントについてご紹介しました。美しい建物と幅広い展示内容、教育活動にも力を入れる美術館は、長野市に訪れる人にとって必見の観光スポットであることは間違いありません。
長野県立美術館の入館料金
入館料 | 一般 | 大学生 | 75歳以上 |
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コレクション展 本館・東山魁夷館共通 | 700円 | 500円 | 500円 |
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コレクション展 本館・東山魁夷館共通(20人以上団体) | 600円 | 400円 | 400円 |
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NAMコレクションパスポート | 2,000円 | – | – |
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長野県立美術館入館料金
本館コレクション展を開催していない場合、観覧料金は200円割引されます。また、「NAMコレクションパスポート」は購入日から一年間に、本館及び東山魁夷館のコレクション展のみ何度も観覧可能です。
長野県立美術館の詳細情報
展示ジャンル | アート |
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開館時間 | 9:00~17:00 ※最終入館は30分前まで |
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所要時間 | 調査中 |
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定休日 | 水曜日(祝日の場合はその翌日) 年末年始(12/28~1/3) |
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電話番号 | 026-232-0052 ※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください |
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アクセス | 長野電鉄長野線「善光寺下駅」徒歩約12分 |
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住所 | 〒380-0801 長野県長野市箱清水1-4-4 |
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Googleマップ | |
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公式サイト | https://nagano.art.museum/ |
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長野県立美術館詳細情報