大阪府のコヤノ美術館
大阪府の豊中市にあるコヤノ美術館は、1966年に開館した美術館です。周辺には萩の月や狂言芝居など、日本的な文化が色濃く残っていますが、コヤノ美術館にはそれとは一線を画す西洋美術を中心としたコレクションがあります。
コヤノ美術館の特徴
コヤノ美術館は、オランダ生まれの実業家であるジョージ・アンリ・コヤノの寄付によって、美術館として生まれ変わりました。以来、西洋美術の名作品や珍しいコレクションが展示され、多数の芸術愛好家から支持を受けています。
コレクションの豊富さ
コヤノ美術館には、16〜19世紀の絵画、彫刻、陶磁器、家具、銀器、及びコインなど約5,000点の西洋美術品が展示されています。中でもルネサンス期のイタリア美術を中心に、20世紀初頭のフランス美術の作品や、19世紀フランスを代表する画家シャルル=フランソワ・ドビニーの名画も展示されています。
美術館の建築様式
美術館の建設にあたって、建築家の團精二氏が多彩な形状を持った美術品を展示することを考え、美術品自体が鑑賞の対象となる空間をつくることを目的として設計されました。非常に珍しい設計となっており、美術館の建物自体が芸術作品となっています。
おすすめポイント
ルネサンス期の名画
コヤノ美術館には、ルネサンス期のイタリア美術の名画を見ることができます。ボッティチェリ、ラファエロ、ランボルギーニ、ティツィアーノ、レオナルド・ダ・ヴィンチなどの代表作を間近で鑑賞することができ、その神秘的で優美な作品の数々は、鑑賞者を引き込みます。
芸術品の解説
コヤノ美術館では、展示されている芸術品について、多数の解説が用意されています。そのため、美術に関する知識がなくても、作品の背景や制作状況を理解するための情報が得られます。また、日本語音声ガイドも用意されており、より詳細な解説を聞くことができます。
美しい庭園
美術館の敷地内には、美しい庭園が広がっています。四季折々の花が咲き、木々の緑が美しく、鑑賞者を癒してくれます。特に、春に咲く桜は美しく、多くの観光客が訪れます。
工芸品の展示
美術館の中には、陶磁器や家具、銀器、コインなどの工芸品も展示されています。美術品とは異なる個性的な文化財もあるため、多様な文化を感じることができます。
周辺の観光スポット
コヤノ美術館の周辺には、伝統的な狂言芝居の劇場や、萩の月という日本料理店があります。また、美術館から少し足をのばすと、有名な高野豆腐やたこ焼きの店もあります。他にも、大阪城や道頓堀、天王寺動物園といった観光スポットも近くにあるため、一日中楽しめます。
まとめ
豊富な西洋美術品を展示するコヤノ美術館は、美術愛好者はもちろん、初めて美術館に行く方にもおすすめの場所です。特に、ルネサンス期のイタリア美術の名画や、美術品に関する詳細な解説、美しい庭園、多彩な文化財の展示など、見どころは満載です。さらに、周辺には伝統的な狂言芝居や萩の月、有名な高野豆腐、たこ焼き店などの日本的な文化や、大阪城や道頓堀、天王寺動物園などの観光スポットもあり、一日中楽しめます。
コヤノ美術館の入館料金
一 般 500円(10名以上の団体 400円) 小中高 200円(10名以上の団体 150円)
コヤノ美術館の詳細情報
展示ジャンル | 総合 |
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開館時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) |
所要時間 | |
定休日 | 日曜・祝日および展示替期間(毎年12月20頃~1月いっぱいまで) |
電話番号 | 06-6358-7555 ※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください |
アクセス | 電車 地下鉄 鶴見緑地線「京橋駅」1番出口より徒歩4分 JR 環状線「京橋駅」北口より徒歩8分 JR 東西線「大阪城北詰駅」より徒歩5分 京阪電車 「京橋駅」片町口より徒歩6分 |
住所 | 〒534-0024 大阪府大阪市都島区東野田町1丁目19?7 |
Googleマップ | |
公式サイト | http://koyafron.co.jp/museum/index.html |