長野県にある水野美術館は、美術館や博物館の中でも異彩を放つ、驚くべき建物とコレクションを兼ね備えた施設です。創業者である水野和夫氏が収集し続けた、日本や東洋を中心とした美術品のコレクションが見どころと言えます。この美術館を訪れた際の特徴やおすすめポイントについて詳細に紹介していきます。 まずは、建物について。水野美術館は、新古典主義の建築様式が採用された美術館で、美学や美術を取り巻く環境と相まって、輝かしい文化的雰囲気を放っています。美術館は、美術品のコレクション展示スペースだけでなく、美術品の保管庫、売店、企画展示室、レストラン、茶室などを併設しており、観光客への配慮が随所に見られます。 次に、コレクションについて。水野美術館のコレクションの特徴は、こだわり抜いたアンティークオブジェやアジアの陶磁器、中国唐代の土器や石器、近代日本画、現代アートなど多岐に渡ります。なかでも、古墳前期から後期にかけての埴輪や、日本の古い主要地方制度である郡役所を示す郡の木造印章は、愛好家の圧倒的な支持を集めています。また、銅鐸や青銅器など、人類史における重要な時代を物語る資料も多く所蔵しています。それらは、5000歳以上の古代陶器や中国唐代の優れた蔵品など、美術品の歴史をたどることができる貴重なものです。 三つ目に、美術館の魅力について。美術館に足を踏み入れるとまずご覧いただきたいのが、設計者である坂茂氏が織り成す美しい空間。美術品を置くためのテーブルや器具に至るまで、一つ一つに坂茂氏のデザインによるこだわりが込められています。また、建物から流れる風や光の作用に注目したデザインになっていることから、自然も美術ととともに感じることができます。美術品に興味がある人はもちろん、建築家やデザイナーにとっても一見の価値があるでしょう。 最後に、おすすめポイントについて。館内で行われている企画展示は、美術館を訪れる際のおすすめポイントの一つです。水野美術館では、年に数回の企画展示を開催し、外部からの優れた展示をもって訪問者を喜ばせます。特に、近代美術品や現代美術品の展示が見られることもあり、常設コレクションと合わせて興味深い体験ができます。 このように、長野県の水野美術館は、美術品だけでなく建物の魅力も持ち合わせた美術館です。美術品好きはもちろん、美しい建築を鑑賞するのが好きな人にもおすすめのスポットです。

水野美術館の入館料金

入館料一般高生65歳以上
観覧料1,000円600円900円
観覧料(20人以上団体)900円500円700円
企画展展覧会による展覧会による展覧会による
水野美術館入館料金

毎週土曜日に、小中学生は無料観覧可能です。また、着物着用で入館の方は観覧料半額となります。

水野美術館の詳細情報

展示ジャンルアート
開館時間10:00~17:00
※最終入館は30分前まで
所要時間調査中
定休日月曜日(祝日の場合はその翌日)
電話番号026-229-6333
※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください
アクセス長野電鉄バス・アルピコ交通「水野美術館前」すぐ
住所〒380-0928 長野県長野市若里6-2-20
Googleマップ
公式サイトhttps://mizuno-museum.jp/
水野美術館詳細情報