北海道帯広市にある帯広百年記念館は、1881年にアメリカからホーレス・C・カーペンター(Horace C. Carpenter)が初めて牧場を開拓して以来、帯広市が100年以上にわたって発展してきた歴史を紹介する博物館です。そのため、北海道の発展に興味がある方や、北海道に興味がある方は訪問することを強く推奨します。
帯広百年記念館には、常設展と特別展があります。常設展では、北海道開拓の歴史や、帯広市の文化・産業・交通など、帯広市の魅力的な側面を紹介しています。展示物は豊富で、模型や歴史的な写真、実際に使用されていた農機具・漁具などが展示されています。また、展示物については、日本語だけでなく英語・中国語・韓国語などの外国語表示もあるため、外国人観光客にもわかりやすくなっています。
特別展では、帯広市と周辺地域の歴史や文化を紹介する様々なテーマが取り上げられています。近年の特別展では、帯広市で収集された芸術品やアンティーク家具、アイヌ文化の展示がありました。また、特別展は一定期間で終了するため、訪問の際には公式ウェブサイトなどで事前に確認することをおすすめします。
さらに、帯広百年記念館の敷地内には、北海道開拓記念館という建物があります。こちらは、1883年に建てられた日本最初のフロア式家屋の復元棟であり、当時の暮らしを垣間見ることができます。襖や床、神棚など、当時の日本の家屋の特徴が再現されており、北海道開拓に興味がある方にとっては必見の展示物となっています。
また、帯広百年記念館には、広大な敷地内にある「コンパクト・ミュージアム陶芸教室」、料理教室「プチカフェ」、及び物産品が豊富に取り揃えられた「カントリーマーケット」などもあります。散策や気軽なショッピングも楽しめるスポットとなっています。
さらに、帯広百年記念館はバリアフリーに対応しており、車いすの方でも大丈夫なエレベーターやトイレ、レストランなどがあります。また、展示物の説明については、有料のオーディオガイドサービスがあり、詳しく解説されています。
帯広百年記念館は、北海道の歴史や文化について深く知ることができる博物館です。展示物が豊富で、特別展も多数開催されており、常設展には英語・中国語・韓国語などの外国語表示があり、外国人観光客にも配慮されています。さらに、敷地内には料理教室、陶芸教室、カントリーマーケット、復元棟など様々なスポットがあり、家族で訪れるにも最適です。
帯広百年記念館の入館料金
十勝の歴史や文化に加え、アイヌ民族の文化も紹介する総合博物館です。
創造活動センターでは、陶芸や版画の講座を行っています。
チケット種類 | 大人 | 高校生 | 中学生以下 | 65歳以上 |
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常設展示室観覧料金(通常) | 380円 | 190円 | 無料 | 190円 |
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常設展示室観覧料金(10人以上団体) | 300円 | 150円 | 無料 | 150円 |
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通年利用券 | 700円 | 350円 | 無料 | 350円 |
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3館共通利用券 | 800円 | 400円 | 無料 | 400円 |
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帯広百年記念館入館料金
帯広百年記念館の詳細情報