長野県には多くの観光地がありますが、その中でも飯田市にある川本喜八郎人形美術館はおすすめのスポットの一つです。この美術館には、世界的に有名な人形作家、川本喜八郎が制作した人形や、その子孫たちが作り継いできた作品が展示されています。以下では、川本喜八郎人形美術館の特徴やおすすめポイントについて詳しくご紹介します。 ● 川本喜八郎人形美術館の特徴 川本喜八郎人形美術館は、人形作家・川本喜八郎の作品を中心に、人形関連資料や美術作品を収蔵、展示している美術館です。川本喜八郎は、明治26年に生まれ、幼いころから人形を作ることに親しみ、大正12年に東京美術学校の附属工芸学校(現・武蔵野美術大学)に入学しました。川本は、二代目川本想山とともに、新しい文化運動「人形劇」を開始し、その演出振付や、人形の制作に従事しており、その人形作品は、自らを含め日本の人形芸術の前衛としての位置づけがなされています。今日、全国で特別代表作に指定された作品の多くが、川本喜八郎が制作したものとして知られています。 展示室には、川本喜八郎が制作した人形をはじめ、代表的な人形作家たちの優れた作品が多数展示されています。また、川本一門の家系図や、代表的な人形作家の人形や絵画なども展示されているので、人形に興味がある人や、人形作りを学んでいる人にもおすすめのスポットです。 ● おすすめポイント ① 豊富な展示物 美術館には、川本喜八郎の代表作『髭切』『踊り笛』『鏖殺』などの作品はもちろん、彼の息子である川本雄二郎、孫である川本忠兵衛、曾孫である川本春彦など、川本家一門によって制作された人形が展示されています。川本姓の人形作家による「川本流人形」としても知られます。さらに、川本家系図や日本の人形芸術の歴史に関する資料も展示されており、祖国を代表する人形美術館としての役割も担っています。 ② 川本喜八郎と人形劇の歴史を学べる 美術館の中には、川本喜八郎が始めた「人形劇」の映像や、地方公演の案内があります。日本の伝統芸能である「人形劇」は、演劇の一形式として、全国各地で愛され続けています。美術館では、人形劇の歴史とともに、川本喜八郎が作り上げた人形の世界を学ぶことができます。 ③ 英語ガイド付き 美術館では、英語ガイドが用意されています。英語ガイドを利用することで、日本の人形芸術の魅力や川本喜八郎の作品について、より深く理解することができます。また、イベントの情報も英語で提供されているため、海外からの観光客にもおすすめのスポットとなっています。 ● まとめ 飯田市川本喜八郎人形美術館は、日本の人形芸術を代表する美術館であり、川本喜八郎と彼の家族が制作した代表的な人形作品が豊富に展示されています。また、川本喜八郎が始めた「人形劇」の歴史を学ぶことができるほか、英語ガイドも利用できるため、海外からの観光客にもおすすめです。川本喜八郎人形美術館を訪れて、日本の人形芸術の素晴らしさを感じてみてはいかがでしょうか。

飯田市川本喜八郎人形美術館の入館料金

個人 団体 一般 400円 300円 小学生/中学生/高校生 200円 150円

飯田市川本喜八郎人形美術館の詳細情報

展示ジャンル人文歴史
開館時間9:30 ? 18:30(入館は18:00まで)
所要時間
定休日毎週水曜日(祝日開館)及び、年末年始
電話番号 0265-23-3594
※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください
アクセス飯田商工会館より徒歩3分
住所〒395-0044 長野県飯田市本町1丁目2番地
Googleマップ
公式サイトhttp://kawamoto-iida.com
飯田市川本喜八郎人形美術館詳細情報