新潟県にはいくつかの美術館がありますが、その中でも特に注目すべきなのが「雪梁舎美術館」です。今回は、雪梁舎美術館の特徴とおすすめポイントについて紹介していきます。
雪梁舎美術館は、新潟市西蒲区の豪農であった雪梁舎が築いた邸宅を改修して作られた美術館です。この邸宅は、江戸時代末期から明治期初頭にかけて建築されたもので、重要文化財指定を受けています。改修工事では、美術館のための空間を確保しながら、建物の貴重な歴史的価値を保持するように工夫されたため、美術館としての機能と建築美の美しさを両立した建物となっています。
雪梁舎美術館の特徴の一つは、収蔵作品の質の高さです。雪梁舎美術館は、主に江戸時代から現代までの日本画を中心に収集しています。特に、田能村竹田や伊藤若冲、小林古径などの有名作家の作品が複数所蔵されており、その質の高さからも注目されています。
また、建物自体が美術作品であるように、美術館内には多くの美術品が飾られています。厳選された展示品を、建物全体を含めた美しい空間で鑑賞できるというのは、他の美術館にはない魅力です。
さらに、雪梁舎美術館では、多彩な催し物が開催されています。定期的に、企画展が開催されているため、いつ行っても新しい発見があることでしょう。また、特別な時期には、美術館周辺でさまざまなイベントが行われることもあります。例えば、美術館近くの田んぼで行われる「田んぼアート」などが挙げられます。季節によって変化する美しい景観を、美術作品と共に堪能できるというのは、まさに雪梁舎美術館ならではの体験です。
最後に、雪梁舎美術館に行く際のポイントをいくつか紹介します。まずは、アクセスについてです。雪梁舎美術館まで電車で行く場合、JR上越新幹線「南新潟駅」から、車で30分ほどの距離にあります。また、車で行く場合は新潟自動車道・西新潟ICから車で20分ほどの距離です。駐車場は無料で、100台以上収容できるので安心して訪れることができます。
次に、入館料についてです。雪梁舎美術館の入館料は、一般大人が1,000円、高校生以下は無料です。年間パスポートもあるので、何度も足を運び、美術館の魅力を存分に楽しむことができます。
最後に、雪梁舎美術館は、美術館としてだけでなく、文化財としても保護されています。そのため、美術作品や建物を大事にし、丁寧に扱っている美術館と言えます。そのため、美術館を訪れる際には、作品や建物を大切にし、美術館のルールやマナーを守って訪れるようにしましょう。
以上、雪梁舎美術館の特徴やおすすめポイントについて紹介してきました。美術館としてだけでなく、周辺の自然と一緒に楽しむことができる魅力的な場所です。ぜひ、新潟県を訪れた際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
雪梁舎美術館の入館料金
一般500円、団体400円(10名以上)
※中学生以下は無料
※障がい者手帳、療育手帳を提示の方は無料
雪梁舎美術館の詳細情報
展示ジャンル | アート |
---|
開館時間 | 9:30~17:00 |
---|
所要時間 | |
---|
定休日 | 月曜(ただし祝日・振替休日の場合は翌火曜日)、展示替期間、冬季期間(12月末~1月末) |
---|
電話番号 | 025-377-1888 ※お問い合わせの際には【イーミュージアム】を見たとお伝えください |
---|
アクセス | 新潟駅前よりBRT萬代橋ラインに乗車、〈青山〉にて下車(約30分)。大野・白根線、味方線に乗り換え〈新潟ふるさと村〉にて下車(約10分)、徒歩3分。 |
---|
住所 | 〒950-1101新潟県新潟市西区山田451 |
---|
Googleマップ | |
---|
公式サイト | https://www.komeri.bit.or.jp/setsuryosha/ |
---|
雪梁舎美術館詳細情報